大自然の中で〔7024〕2022/07/09
2022年7月9日(土)晴れ!
暑い。
今回の事件と山上徹也という名前で、山口二矢(やまぐちおとや)を連想してしまいました。過激右翼少年山口二矢が、演説中の社会党委員長浅沼稲次郎を脇差で暗殺した事件は、公衆の面前で要人が暗殺された衝撃的な事件だった。たぶん、それ以来の要人暗殺。その犯人は、山口二矢と山上徹也。
どちらも許すことはできない犯罪。
山口二矢は17歳の少年で、拘置された鑑別所で自殺してるので、今も右翼から「烈士」として崇められてたりします。山上徹也はそんな思想的背景は無いそうなので、誰かから奉られたりすることはないだろうけども、山口も山上も、どっちも同じだと思う。してはならないこと。ダメ。絶対に、ダメ。思想もクソも、ない。
そんなこんなの週末。なんかやりきれん感じやけど、午前中は山を走ってきました。暑い。とても暑い。こじゃんと暑い。昨夜結構降ったので、水分を含んだ空気と大地。そこを夏の日差しが照りつける。すごいね。
そんな中走ると、汗が噴き出すどころの騒ぎではありません。頭からバケツで水をかぶったような状態ね。汗で。水分補給をしながら、南嶺を走ってきました。
今日は深谷から。
深谷から吉野へ越えるこの道は、仏像構造線の道。まっすぐな谷を見たら断層と思え、とは、僕が思いついた言葉。でも、そうなんです。鷲尾連山の北側には仏像構造線が東西に走り、急峻になっていて、その北と南で岩石が違う。北側はチャートが優勢なのに、南側は砂岩優勢。どうでもいいですか?
鷲尾山のてっぺんまで駆け上がると、もう、ダメ。暑いのがね。息も絶え絶え。でも、とても苦し心地良いのでした。流石に登山客も少ないけど、それでも数人の登山客にお会いしました。
鷲尾山から吉野の方へと駆け下る。鷲尾トンネル北口のことろから、道路の下の谷筋を降りていくと、こんな感じの素敵な場所があります。木立の中の渓流。涼しいねー。水も冷たいし。
思わず水浴びしてきました。なんという心地よさ。至福。心身ともにリフレッシュ。で、昼からは少し仕事します。
大自然は、世の中のいろんなことを包んでくれるね。