1970年代昭和歌謡〔7018〕2022/07/03
2022年7月3日(日)雨
雨の日曜日。台風が気になりますねー。欲しいのは「良い塩梅」の雨やけど。
そんな日曜日。早朝から会社に来て、ふた仕事ほど済ませてから、新聞読んでゆっくりしてます。静かな静かな日曜日。この本は、ひょんなことでこないだ入手したミュージックマガジン。去年の7月号なので、約1年前に出版された月刊誌、ミュージックマガジン。
この号の特集は「昭和歌謡ベスト・ソングス100[1970年代編]」なのである。そう。僕が青春を過ごした1970年代の昭和歌謡を、34名の音楽評論家やライターなどの業界関係者がランク付けしたもの。それぞれ、自分の中での1位から25位までを選び、集計して総合順位を決めたものであります。なかなか興味深いねー。
と、申しますのも、1970年代というのは僕が一番テレビを観てた時代。歌謡番組も多くて、流行った歌はほとんど知ってるんですね。その後の時代になると知らん歌も増えるけど、1970年代なら大丈夫。守備範囲。ツボ。ど真ん中。
さて、気になる順位を少しご紹介しましょう。
10位 津軽海峡冬景色(石川さゆり)
9位 ざんげの値打ちもない(北原ミレイ)
8位 時の過ぎゆくままに(沢田研二)
7位 17才(南沙織)
6位 君は薔薇より美しい(布施明)
5位 勝手にしやがれ(沢田研二)
4位 木綿のハンカチーフ(太田裕美)
いかがだろう。評論家が選ぶので、少しマニアな曲もランク入りしてるイメージ、あります。「ざんげの値打ちもない」とか。で、ベストスリーは。
3位 真夏の出来事(平山三紀)
2位 喝采(ちあきなおみ)
1位 また逢う日まで(尾崎紀世彦)
なるほど。マニアだ。たぶん、「真夏の出来事」を予想した人は少なかったんではないだろうか。いや、いい曲です。若い頃、よさこいでやってたバンドで、タナスカに一時的にあったステージで演奏したこと、あるし。でも総合3位はちょっとビックリ。
この10曲中、筒美京平作曲が4曲あり、阿久悠作詞が5曲。すごい。いや、すごいです。流石。
ベスト100まで見てみたけど、僕の主観とはかなり違いました。そりゃあね。
でも、25位まで順位をつけるということ自体が大変な作業やね。意外だったのは、ベスト10に山口百恵が入ってないこと。他にもあるけど、僕の中での1970年代昭和歌謡ナンバーワンは、「プレイバックPart2」やのに。21位でした。あと、ジュリーは何曲もベスト100に入ってるけど、僕が好きだった「憎みきれないろくでなし」は入ってない。
34名の各審査員の、25位までの順位付けも掲載されてました。
この中で、小野島大という音楽評論家の順位が、一番僕の感覚に近かったですね。
1.ダーリング(沢田研二)、2.勝手にシンドバット(サザン)、3.そして、神戸(クールファイブ)、4.君は薔薇より美しい(布施明)、5.圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)という感じ。
9位に山口百恵の「絶体絶命」を選んでいるのもいいね。山口百恵の曲の中で「絶体絶命」を選ぶというセンスが、いい。
今日は、若い世代の皆さんにとっては、まったく興味のないネタで失礼しました。こんなランキングを見ているだけで、あの、半世紀前にタイムスリップしてしまう。そんな雨の日曜日。