九反田橋上空のお月様と木星〔684〕2005/02/28
2005年2月28日(月)晴れ
おはようございました。今朝もちっくと冷えましたが氷点下ではない模様。爽やかに身体が引き締まります。ここは、ひまわり太郎の家の近く、九反田(くたんだ)橋北詰を少し東へ行った鏡川北岸。ここから早朝の空に輝くお月様を撮影してみました。満月を少し過ぎた、少しだけ朧がかかったお月様。下に写っちゅうのが九反田橋。右手のアーチは水道橋。遠くに薄らと筆山も見えよります。
お月様の少し右に星が輝きよります。判りますか?
写真やと撮影しづらいんですが、肉眼ではとても明るうに輝く星。木星ですね。
今の季節天空で目立つのは、夕方東の空に光る赤い星火星、南の空に燦然と輝くシリウス、そして、明け方南西の空にきらめくこの木星でしょうか。お月様の近くで輝く惑星はいつ観てもきれいですな。
木星は、ご存知のように太陽系で一番大きい惑星。その重さは、太陽系の惑星すべての重さを足したものの2/3を占めるそうです。でかいですな。地球のような岩石型の惑星ではなくてガス状の惑星。つまり、太陽と同じ。んがしかし、太陽のように燃えてはおりません。太陽系が形成された際、この木星がもう少し大きければ恒星になっちょったろうよ言われよります。恒星になり損ねたのがこの木星なんですね。
現在発見されちゅう木星の衛星の数、ご存知です?
聴いてびっくり、何と61個。最初に木星の衛星を見つけたのはガリレオさん。手作りの小さな望遠鏡で4つの衛星を発見したがです。よほど目が良かったがでしょうな。この4つはガリレオ衛星と呼ばれ、そのなかでもガニメデは、太陽系で一番大きな衛星(水星より大きい)ながですね。エウロパというガリレオ衛星には、氷の地殻の下に海洋が存在し、ひょっとすると生物がいるかも知れん、という夢のある話があります。太陽からこぢゃんと遠い極寒の星ですが、木星の重力があまりにも強いので、その影響で衛星が少しだけ熱を持っちゅうがでしょうね。ふむふむ。