西岡酒造の「イギリス積み」〔6674〕2021/07/24
2021年7月24日(土)晴れ
夏晴れ。
どこもかしこも、結構な人出みたいですね。コロナにも飽きて、疲れて、遊びたくなってます。もちろんコロナ前の人出には程遠い訳やけど、もう、コロナ前の人出ってどんなだったか忘れてしまった。
まあ、まだまだ気を緩める訳にはいきません。コロナありきで、どう楽しむか。
で、僕は一人で自転車漕いでます。午後には用事があるので、早朝から「ベージュの折り畳み号」で西へ。西へ。土佐市から国道55号線を西進して、旧中村街道の樫迫隧道へ。ぼくがこないだ紹介した後、高知新聞でも紹介されましたねー。今朝も素敵な雰囲気を溢れさせてた樫迫隧道。僕は自転車やきかまんけど、土佐市側からは、車高の低い車では行けんのでご注意ください。
そして須崎を抜け、安和を通り、久礼へ。自転車で久礼まで来たのは初めて。焼坂は、自転車でも走りやすい傾斜で、トンネルを抜けて久礼へと下る。そして「へんろ道」と書かれた旧道を走って大正市場へ。
途中、ここ、西岡酒造さんの前を通りました。西岡酒造さんは、高知でも有数の歴史を誇る古い酒蔵。創業は天明元年(1781年)というから、すごい。
商品群はこんな感じで、一番僕らに親しみがあるのが「久礼」。ひろめ市場のやいろ亭で飲むときは、まず、これの2合ビンから始めますもの。僕は。しっかりした風味で、僕は好き。
その会社の佇まいも、なんと素敵なことか。お店の前をお遍路さんが歩いていく。
感心したのは、このレンガ積み。ちゃんと「イギリス積み」なのが、嬉しい。古い建物とかでレンガ積みがあっても、「長手積み」が多い。そんな中、ここはちゃんと「イギリス積み」だ。赤岡の商家と織田歯科医院と、西岡酒造。この3軒は、家の塀がちゃんと「イギリス積み」なのである。素晴らしいですね。さすが歴史ある西岡酒造さん。やることがキチンとしてます。しっかりしてます。
今は10代目の社長さん。僕は9代目社長さんから、仲良くさせて頂いてきました。こんど会うたら、イギリス積みのこと、話してみたい。
今日は黒潮本陣のお風呂に入って、帰ります。
大正市場は、朝から結構賑わってました。いいとこですもんね。そして道の駅も、そこそこの賑わい。いいとこですもんね。コロナの中での過ごし方もかなりわかってきたので、みなさんそれなりに楽しんでます。
大正市場と道の駅だけでなく、町並も楽しむといいですね。「イギリス積み」とかね。