モノを売る、モノをつくる〔6665〕2021/07/15

2021年7月15日(木)薄曇り
そんな訳で、第5回山中賞。
昨日、高知新聞で紹介されてたTSUTAYA中万々店のスーパー書店員、山中さん。その山中さんが選ぶ「山中賞」。一昨日、その、第5回山中賞の発表があり、この「ブラック・チェンバー・ミュージック」が選ばれたのでした。作者は阿部和重さん。恥ずかしながら、人生初阿部和重。だって、あんまし小説読んでこんかったんだもの。こんなに小説を読むようになったのは、山中さんのせいだ。いや、お蔭だ。
ともあれ、昨日、会社の帰りがけにTSUTAYA中万々店さんまで遠回りして、買って帰りました。もちろん、まだ読んでないです。どんな話なのかも、知りません。
この自己主張する帯。そして、いつもの山中賞と同じく、山中さんのお手紙が入ってました。この本に対する「愛」が溢れるお手紙。読み前から期待値が上がる上がる。まあ、本の好みってのは人それぞれで、だからこそ、有名な文学賞ではない個人的な好みの賞ができた訳やけど、これだけ「愛」を振り撒かれるとね。かなりね。バイアス、かかります。
モノを売る、ということ。
一番重要なのは、その、売るモノに対する想い。これは、僕が以前から思い続けてきたこと。
僕らは製造業。製造業はモノを作る。創る。それはどういうことか。心の中に熱い思いがある。熱い思いが湧き上がる。どんどんとその思いが強くなり、強くなり、強くなり、遂には胸から溢れ出て、目の前に形となってコトリと落ちる。それが、商品。製造業がつくるモノは、そういう、思いが溢れたもの。そう信じてやってきました。
TSUTAYA中万々店さんの取り組みは、モノを売るとはどういうことか、という原点を教えてくれる気がします。
弊社の営業で、牛乳が好きで好きでたまらない、というランキングを付けると、松山支店のH支店長が1番でしょうか。入社試験のときから、牛乳に対する愛で溢れてた、H支店長。だから、いい仕事、してくれてます。
また、自分の好きな分野を活かして新しいことに挑戦してくれてる若い社員さんたちも、居ます。昨日も書いたけど、TSUTAYA中万々店では、ひまわりオリジナルグッズコーナーを設けてくれてますが、これもその若手社員さんたちのアイディアと、行動力の賜物。PCに表示してあるのは、そのグッズコーナーの写真。夏に向けてのTシャツコーナーも開設されてて、そのど真ん中にもリープルTシャツとひまわりコーヒーTシャツ。お店の許可をいただいて撮影してきました。
愛と思いと行動が、道を切り拓く。面白いことが、はじまる。