赤いウィンドブレーカー〔6585〕2021/04/26
2021年4月26日(月)快晴!
良いお天気の月曜日。3時半に出社して、仕事ゴトゴトやってます。
着用しているのは、事務の皆さんに還暦祝いで頂いた赤いウィンドブレーカー。せっかくなので、着て、仕事始めてみました。なかなかいいではないですか。早朝、まだお客様が来られる心配もないので、今しばらくこれで過ごしてみよう。
昨日書いたように、還暦で赤いちゃんちゃんこ着るのは、室町時代からの風習だとのこと。日本ちゃんちゃんこ協会とかのマーケティング戦略で生まれた風習ではないので安心しました。
十干十二支がひと回りするのが、10と12の最小公倍数で60。今年は「辛丑(かのとうし)」で、僕が生まれた1961年以来の「辛丑(かのとうし)」ということになる訳です。そう。僕は丑年。しかも4月25日だから牡牛座。そういう星のもとに生まれてます。
それはともかく赤いちゃんちゃんこ。ひと回りして「生まれなおし」てリスタート。赤は魔除けで、ちゃんちゃんこは子供の袖なし羽織。気持ちを新たにして、リスタートさせましょ、ということでしょうか。
それで思い出すのは、巣鴨。とげぬき地蔵の商店街は、以前、「おばあちゃんの原宿」とかいう紹介のされ方で、ご高齢の方々がゆっくり楽しむ商店街として有名になりました。その地蔵通り商店街を訪れたのは、2008年10月1日のこと。もう、13年も前。まだ47歳でした。ああ。
これ見てみてください。まだ東京スカイツリーが基礎工事やってるような、そんな頃の話。で、そのにっこりには書いてないけど、印象的だったのが、赤い下着などを店中に並べた店舗がたくさんあったこと。今も、ストリートビューで見るとこんな感じでお店やってて、13年前はもっとたくさん赤いおべべのお店が軒を並べてたと記憶します。
あの時は、「還暦になったら赤いちゃんちゃんこやき、おばあちゃんの街巣鴨には、そんなお店が多いのか」くらいの感慨だった。まさか、自分が還暦を迎えることになるとは思いもせずに、ね。
つまりどういうことかというと、僕も、あの巣鴨の商店街が似合う年齢になってしまったということか。そうなのか。自分としては、原宿とか渋谷とは思うてないけど(確かに、あの辺は、歩いてると辛い)、巣鴨か。とげぬき地蔵か。
それはそれとして、ひと回りした人生、一度目よりも改善した人生を送りたいものです。そして、ちゃんとしたじじいになっていきたいと思いました。こんな素敵なプレゼントをもらったことですし。