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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

立田の電力あと〔6453〕2020/12/15

立田の電力あと

2020年12月15日(火)晴れ!

「月刊土佐」にハマってる訳やけど、今朝は第36号、昭和62年11月号。特集は「四国道」で、それもそれで興味深いが、今日ご紹介するのは、昨日の市営プールに引き続いて「建築の諸相」。あの市営プールは、今はもうないけど、今朝のは、今もちゃんと存在する建物。立田の「南国市立青年の家」。

 

今朝、5時に撮影してきました。まだ周囲は真っ暗で、露出を目一杯あげて加工してみたけどこれが精一杯。なんか心霊写真みたいになってしまった。変なもの、写ってないよね。

Googleのストリートビューで見るとこうで、これまたなかなかモダンな建物。以前は紫色みたいな色だった記憶があるけど、今はいい感じに色褪せて素敵。今朝の写真だと色もなにもわからんが。

 

で、その「月刊土佐」の「建築の諸相」で、この建物について詳しく書いてくれてます。

この建物が建てられたのは昭和3年。幾度も書くけど、昭和の初め頃の建築って、なかなか素敵でモダンなのが多いっす。せっかく建てるならデザインを重視しよう、という心意気が見て取れる昭和初期の建築群。この建物も例に漏れず、モダンにして、渋い。

なんの施設として建てられたのか。それは、高知県電気局の立田出張所として。場所は、ここここに、高知県東部への電力供給の為に、変電所と出張所がつくられたのでした。出張所は大正元年につくられたけど、昭和3年に立て替えられて、この美しい建築物ができました。なんと、その当時、高知市より東で一番高い建物だったそう。もちろん県東部初の鉄筋コンクリートづくり。これは貴重な文化遺産。

高知市升形の織田歯科医院が大正14年ですき、その3年後。織田歯科医院が高知県の登録有形文化財に指定されてるのに鑑みで、この建物も、せめて南国市の文化財かなにかに指定して保存してもらいたいところですな。

 

でね。昭和62年の記事に戻ると、その当時は「いまでも、みんなあ立田の電力あとと呼」んでいました。それから33年経過するので、今はもう「立田の電力あと」と呼ぶ人も少ないかも知れません。南国市が四国電力から買い受けたのが昭和48年ですきんね。変電所は、この北西に今もあります

記事では、外観だけではなくて内装も紹介してますが、昨日のプールもそうやけど、曲線の使い方がモダン。重厚にしてモダンな建物、今はその内部、どんなになってるんだろう。

確かに以前は「青年の家」とか言うておりましたが、今はそんな名前でもないみたいです。ネットで検索しても出てこない。

 

「月刊土佐」昭和62年11月号の記事は、こう締めくくられております。

「防水が効かなくなり、所どころの天井に雨がにじみ、樋もほとんどが朽ちている。二階は畳敷きに改造しているが、暖房経費がかさむなど、四メートル近い天井高がかえって不便なようだ。今後はもっとこの建物の良さを活かせる使い方を考えてみてはどうだろう。」

昭和62年の文章。建てられて59年後の文章。そして、それから33年の歳月が流れました。今は建てられて92年。こうなるともう、立派な文化遺産。

「今後はもっとこの建物の良さを活かせる使い方を考えてみてはどうだろう。」


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