エベレストとストリートビューとコロナ〔6447〕2020/12/09
2020年12月9日(水)薄曇り
今朝の新聞に、「エベレスト 86cm高かった」という記事がありました。今回の話は、ネパールと中国が共同で標高を発表したことやね。8848.86メートル。まあ、僕らは子供の頃から8848mと覚えさせられてきたから、8848.86mと言われても、まあ、影響ありません。これが、8849.01メートルとか言われたら困るけど。
そもそもヒマラヤ山脈は、インド大陸が南から北上してきてユーラシア大陸にぶつかったシワシワ。例えば、僕らお馴染みのフィリピン海プレートは、玄武岩主体の重い海洋プレートなので、ユーラシアプレートのような軽い陸上プレートにぶつかると、その下へと潜り込んでいく訳で、それによって南海トラフができる訳で、南海地震が発生して、大津波となる訳やけど、軽い陸上プレート同志がぶつかってしまうと、片方が片方の下に沈み込むことができず、ぶつかったところがムリムリムリっと盛り上がる訳で、それが世界の屋根、ヒマラヤ山脈になっているというような長文は読みにくいですか?
そんなことなので、年間数ミリは高くなってると言われているエベレスト。
で、エベレストって、僕らが子供の頃はエベレストで、大人になるとチョモランマと呼ぶことが増えたけど、最近はまたエベレストと呼ぶ方が多いような気がするのは気のせいでしょうかね。知らんけど。
エベレストの頂上ってどんな感じなのか。
Googleのストリートビューでは、例えば富士山なんかだと、これでもかといういくらい見れます。登山道を、登山者目線で辿っていくことも、できます。日本アルプスなんかもそうで、例えば槍ヶ岳はこんな感じだ。コロナ騒動の最中でも、なんとなく登山気分を味わえるストリートビュー。
高知の山でも、三嶺なんかは、さすがに登山道は無理やけど、頂上の眺望はこんな感じで楽しめる、ストリートビュー。
ではエベレストは。
頂上のストリートビュー、ありませんでした。ないのね。残念。一番近いビューポイントから見上げたのが、これ。
ヒマラヤだと、カンチェンジュンカとかマナスルも有名やけど、頂上のストリートビューはありませんでした。まあ、Googleのことやからで、そのうちやるろうけどね。
ヨーロッパのアルプスだとモンブランやけど、そのモンブランも、頂上のビュー無し。重い撮影機材持って登頂するの、大変なんでしょうかねー。でも、マッターホルンはありました。このクラスのポピュラーな山になるとね。たくさん、ストリートビュー、できるんすね。
アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロも、この通り。
エベレストは、世界最高峰と言われてるけど、もし海に水がなかったら、一番高いのはハワイのマウナケアで、なんと1万メートル超え。頂上には天文台がたくさんあって、車でも行けるからこんな感じ。
コロナになって、ストリートビューでいろんな所、見るようになりました。コロナになるまで、これほどストリートビューが充実してること知らんかったですきんねー。
コロナでわかったことって、いっぱいあります。
いっぱいあるけど、まあ、1日も早い終息を願うところでは、あります。終息しても、ネットでこんな楽しみするのは続けるんでしょうね。
アフターコロナは、いろいろ変わる。