満月の朝、探検隊を思う〔6439〕2020/12/01
2020年12月1日(火)晴れ!
良いお天気。いよいよ12月が始まりましたねー。いや、早いもんです。年齢を重ねるに従って、時間の経過を早く感じるようになるのは、科学的に説明がつくんだそう。
まあ、6歳の子にとって1年は、自分が生きてきた人生の1/6になる訳で、僕にとってみての人生の1/6は10年になる訳で、僕の10年と6歳児の1年は同じくらいの長さなのかも知れません。そしてこれからもどんどんと加速していくのでありましょう。
写真は今朝の堀川。正面に輝いてるのはお月様。満月。満月の下に、昨日書いた大東冷蔵さんの跡に立つマンションも見えてます。出勤、少し遅くなってしまった。朝、6時前の堀川。
遅くなったのは、昨夜、飲んでたから。街で。もちろん少人数で、ソーシャルディスタンスを確保し、対策を取りながら。飲んでた理由は、また、年が明けたらお知らせします。なかなか楽しい「飲み」でございましたねー。
その少人数の中に、昔、僕が「高知のぬかるみ探検隊」を組織してたときの隊員N君がおりまして、当時の話で盛り上がったことでした。
幾度かご紹介したことのある、探検隊。
気になる店、深そうな店、入るのに勇気がいる店などに行ってみて、楽しむ探検隊。
ベースキャンプは、南はりまや町にあった「亀寿」さんというお店。おばちゃんが一人で切り盛りしてて、24時間開いてるみたいな店でした。一人でやってるのに24時間。昼間行くと、椅子の上におばちゃんが寝転がってたりした、亀寿。
宝永町の路地の奥地などなど、隊員がそれぞれ見つけてきた深いお店を楽しんできた訳ですが、昨日、N君と確認したら、あの探検隊で探検したお店、全部なくなってしまっているではないか。そうか。1軒も残ってないのか。昭和は遠くなりにけり、だ。いや、探検したのは20年くらい前なので平成やけど。
で、今にして思えば、もっと写真撮って、レポートして、アーカイブにしておくべきでした。吉田類さんの酒場放浪記みたいに。
入店するときには、入り口の鍵を開けてもらい、入店したら後ろ手に鍵を掛けんといかん店。
カウンターで飲んでると、背後をおんちゃんが歩いて通り過ぎていくので、何かと思ったら、店の奥に一泊150円の簡易宿泊所があった店。
謎の中国語を喚き散らす不思議なおんちゃんが、うちの隊員(男)を気に入った店。
4人で満員になる小さな店で焼きうどん注文したら、おばちゃん、近くの24時間営業のスーパーでうどん買うてきて作ってた、店には小さな小さな冷蔵庫しかなかったお店。
今となっては貴重な体験でした。あの頃は携帯で写真撮ったり動画とったりなんてこと、想像もできんかった時代。あの体験を1軒1軒レポートしてたら、酒場放浪記「ぬかるみ編」ができてたのに。残念。
また、探検隊やりたいねー、という話で盛り上がったけど、あんなお店は、高知にまだあるんだろうか。コロナが明けたら、探してみよう。