日本橋屋長兵衛さんの「いちご杏仁」〔6433〕2020/11/25
2020年11月25日(水)薄曇り
源吉兆庵さんって、ご存知ですよね。
岡山に本社があるお菓子の会社。今は源吉兆庵ホールディングスになってて、「宗家 源吉兆庵」をはじめとする様々なブランドで展開されてます。「菓匠 清閑院」や「西洋菓子 鹿鳴館」も、そう。そして「日本橋屋 長兵衛」も、有名っすね。
突然なんの話かと申しますと、ヤギミルクの話。
弊社で、南国市の「川添ヤギ牧場」のヤギミルクを殺菌充填して販売しているのはご承知の通り。この夏、500ml瓶入りから、500mlと200mlの紙パック容器にリニューアルしたヤギミルク。商品名は「高知の山羊ミルク」ね。
ヤギミルクは、ヨーロッパとかではかなりポピュラーに生産、流通してるものですが、日本ではまだまだ少ない。ほとんどが、観光牧場のような場所で、限定的に搾乳、加工されてたりします。
そんな中、本格的な畜舎を建ててヨーロッパのような規模でのヤギ飼育を目指しているのが、うちの会社から車で10分の「川添ヤギ牧場」なのであります。幾度も書いてきたからご承知とは思いますが、使ってる飼料は、ほぼほぼ自家製。川添さんが耕作したり、近所の方に耕作してもらったりした餌。輸入の飼料なんぞは一切使ってない、これ以上ない安心できるヤギミルク。
で。
今回、その川添ヤギ牧場のヤギミルクを使用した杏仁豆腐が、源吉兆庵さんのブランドのひとつ、「日本橋屋長兵衛」さんから発売されたのであります。まだ、発売したて。ホヤホヤのホカホカ。商品名は「いちご杏仁」で、人気の「あんプリン」と並べて販売されてます。もちろん日本で初めての、唯一の、ヤギミルクを使った杏仁豆腐。ヤギミルクを使うと、風味が華やかにしてスッキリ。おいしゅうございました。
源吉兆庵さんって、すごいです。
身が、軽い。軽くて速い。企画から開発、商品化へのスピード感が、ものすごい。もちろん慎重に丁寧に試作を重ねられておりますが、その重ね方のスピードが尋常ではないくらいに速いのであります。岡山という立地から、全国展開の高級な御菓子ブランドを創りあげていっただけのことは、あります。勉強になりますね、これは。
和菓子屋さんの、伝統的なものづくり、といったイメージが覆りますね。いや、勉強になりました。
高知だと、高知大丸さんにも出店されてます。地下の食料品街に、「宗家 源吉兆庵」さんと「日本橋屋長兵衛」さんが並んでますね。そして、そこにももちろん置いてました。売ってました。今日。ちょっと、嬉しい。かなり、嬉しいです。川添さんのヤギミルクを使った「いちご杏仁」。
全国の「日本橋屋長兵衛」さんで絶賛発売中なので、ぜひ、ぜひ、ぜひ。