つなーで〔6254〕2020/05/30
2020年5月30日(土)晴れ
少し霞がかかるような空ですが、良いお天気。初夏。田んぼの緑が日に日に濃くなる。
今日も仕事。用事があって、土佐市へきてます。で、最近できた「つなーで」という真新しい施設の中二階のテラス。「つなーで」には土佐市立市民図書館があって、その静かな学習室で、データ整理に勤しもうかと思ってやって来たら、こんな素敵な場所を発見。吹きぬけてゆく初夏の風が、仕事を捗らせてくれます。いやー、気持ちいいい。
「つなーで」というのは、土佐市が建設した複合文化施設。こんなのできてること、全然知らんかったです。迂闊にも。
もちろん「つなーで」という愛称は、土佐市が誇る「大綱まつり」からの連想やろね。調べてみたら、301名518件の応募から選ばれたんだそう。人と人のつながり、みたいな意味も連想できるから、いいんではないでしょうかね。つなーで。
土佐市は、元々高岡町で、昔は高岡村で、ずうっと高岡だったけども、市制施行の際に高岡市にはならず土佐市になった経緯は、以前、書きました。高丘親王の逸話とともに。
その土佐市が誇るお祭りが、「大綱まつり」。土佐市の観光情報によりますれば、全長70m、重さ1.2トン、最大胴回り1.8mという土佐和紙でつくった大綱を、高岡の男たちが南北に分かれて引き合うお祭り。この「つなーで」前の道で、行われます。こないだ書いたように、弊社の源流のひとつが高岡の南海乳業なので、そのお祭りにもずうっと協賛してきてます。
今は毎年8月第3土曜日に固定されてるけど、今年は開催できるんでしょうか。今のところ、まだ、どうするこうするのインフォメーションは無いみたい。裸の男が密集するお祭りですきんねー。三密どころか八密くらいはありそう。
ソーシャルディスタンスを取ろうとすると、人数を減らす必要があるし、人数を優先したら長大な綱をつくらんといかんし。
そうか。そういう手もあるか。
現状の写真を見るとだ。2mに5~6人が密集し、引っ張ってます。まあ、5人として、2mに1人というコロナ基準を採用したら、ざっと5倍の長さが必要に、なる。現在70mだから、5倍としたら350m。おう。すごいぞ。
商店街のところから北へ350mだとこんな感じ。いかん。これだと、途中で少し曲がってるから綱引きできない。ならばやっぱし、商店街でやりたいっすね。せっかくなので。つなーでの南、商店街の交差点から商店街を350mだと、こうか。なるほど。
コロナ基準大綱まつりをやろうとすれば、こんな感じでしょうかね。町全体が盛り上がるから、いいかも知れない。誰がそんな綱をつくるのか知らんけど。
「つなーで」の話でした。ここには図書館の他に、貸し会議室とか貸しホールとか、600人以上収容できるホールとかがあります。教育委員会とかも入居してるね。
まだできたばっかしで、使い倒すのはこれからでしょう。でも、今日の学習室は結構いっぱいでした。
この図書館。なかなかのハードができました。このハードに魂を入れていくのが、これからの作業。大変やけど、がんばって欲しいと、図書館マニアの僕は、思います。
土曜の午後。こんな場所で、仕事してます。