こんな感じで17周年〔6211〕2020/04/17
2020年4月17日(木)晴れ
そんな訳で、今日でにっこり17周年。連続6211日目の、朝。
初心に帰り、1日目と同じ高知城二ノ丸に来てみました。可能な限り、同じアングルで、同じ時刻に撮影。
高知城の外観は、あの頃と同じ。でもコロナで休館中。二ノ丸の松の木は、17年分大きくなりました。少しテンコスが寂しくなった僕は、マスクを着用しております、。
あの頃から変わったこと、変わらなかったこと、たくさんあります。17年の歳月ですきんね。僕も17つ歳をとった訳で、幼稚園児だったJr.2 号も社会人になってしまいました。
この17年、何ができて何ができなかったろう。もう還暦が近づいてきたというのに、自分の未熟さをあらためて実感しています。まだまだやらなくっちゃ。成長しなくっちゃ。
この17年間。トピックとしては、バイコヌール宇宙基地へ、乳酸菌を搭載したロケットの打ち上げ立ち合いに行ったこと。悲しい出来事としては東日本大震災がありました。他にもいろんなこと、ありました。だって17年ですもの。幼稚園児が大学卒業して社会人になる時間。
一番変わったのは、ネット環境かも知れない。あの頃は、まだインターネット黎明期。回線スピードの問題もあって、ネットで気軽に動画を楽しむなんて夢のまた夢。世の中には「ブログ」という言葉は存在せず、この「にっこりひまわり」は、「インターネット日記」として雑誌に取り上げられた、そんな時代だった。それから17年。大人も子供もスマホでネット。本当に、想像もできんかったSFのような世界になってしまいました。いや、本当にSF。
そんな6211日だけども、今年はまた、特別な周年記念日となりました。
もちろん、コロナ禍のこと。
一昨日地球を駆け巡った、ハーバード大学による「数年の長期戦になるかも」という予測を、山中伸弥先生が解説してくれてます。このように、よく効く治療薬やワクチンが開発できなかったら、こんな状態が数年つづくかも知れないという衝撃予測。どんな社会になるのか、想像もできません。
でも、考えてみれば、僕ら人類が疫病、伝染病、感染症に対して安穏に暮らすことができていたこの数十年は、長い歴史の中では例外的な期間。地球はいつでもパンデミックの危機に向かい合ってきた。ここ数十年、安穏だったから、未来永劫安穏だと勘違いしていただけ、ということを思い知らされた、この一ヶ月。
そう。一ヶ月前は、確かに、ここまでになるとは想像してませんでした。いや、ホント。
人類の安穏ほどあてにならない、不安定なものは、ない。微妙で絶妙なバランスで、狭い狭い塀の上を、下を見ずに平気で歩いてた、僕たち。
さあ。どうなるのでしょうか。それこそ想像もできない。
最近にっこりで書いてるように、今、できること、今だからできることを、考えて、考えて、粛々とやっていくしかない、と思ってます。人類は、そうやって繁栄とパンデミックを繰り返してきました。何も、これが初めてのことではない。
この17年という歳月は、長いようだけどもアッという間。ここで、青いジャージで天守閣を見上げたあの日のこと、昨日のように覚えてますもの。
きっと、このコロナ騒動のことを「あの時は大変やったねー」と笑いながら話せる日が、きます。そんな日が一日も早く訪れることを願いながら、今、できることを考えながら、今だからできることを考えながら、17周年を迎えたいと思います。
そんな感じの17周年。
いつも拝読ありがとうございます。こんなヤチもない話にお付き合い頂き、本当にありがとうございます。コロナで本当に大変ですが、これからも、どうかよろしくお願い申し上げます!