「せっかく」〔6203〕2020/04/09
2020年4月9日(水)晴れ
なんか、あちこちギスギスしてるのが、嫌ーね。イヤ。Facebookとかね。ネットとかね。テレビとかね。
あたりかしこに批判とか非難とか不満とか渦巻いてて、なんか、嫌。当然の指摘は当然やけど、度を越した不謹慎狩りみたいなのも、嫌。
そんな中でも、今日もお月様は美しい。ここは自転車出勤途上の、高須の田んぼ。田んぼと五台山とスーパームーン。
そんな中でも、さすが土佐人、とか、さすが日本人、とか、さすが人類、とか、嬉しくなるような話題がたくさんあるのも事実で、それは救いです。今こそ、人類は試されている。
高知県でも、高知市を初めとして多くの小中学校が、来週から再び休校になります。うちの業界、大変度が増してきましたねー。仕方無いけど。
3月の休校で、学校給食に使用されるはずだった生乳は、脱脂粉乳やバターなどの保存可能な乳製品に加工されました。それでも酪農家さんは大変だ、という話は以前、書きました。その加工処理は、なんとか四国島内の加工施設で行ってきた、3月。
ところが、もう、限界。4月は、四国島内で処理しきれなくなりそう。そうなると、九州とかに運んで加工してもらわなければならない訳だけども、九州は九州でいっぱいいっぱいだから、状況によっては、かなり厳しい。今は廃棄乳がでないことを祈るばかり。酪農家さんの収入が減るのも大変だけども、廃棄乳が出たらもっと大変。
さあ。できることを、頑張るしかありません。批判とか非難とか不満とか言うてても好転する訳じゃあるまいし、今は、頑張って、できることを、やる。
みなさんには、飲んでも料理にしても、なんでもいいので、牛乳を消費してくださると、助かります。特に酪農家さんが助かります。でも、みんな大変だから、酪農乳業だけ助かってもいけませんが。こんなときはみんな、持ちつ持たれつ。
みんなが幸せになれるよう、辛抱して、頑張る。批判とか非難とか不満とかもいいけど、今は考え、そして頑張る。人類は試されてますね。僕らは助け合って生きてきた。この、せっかくの機会を利用して、もっともっと助け合うことができるようなるはずだと、しみじみ思う。
家でネットニュースとかテレビのワイドショーとかばかり見てると気が滅入るよね。せっかく家の中で長時間過ごすのなら、「せっかく」が何かの役に立つことをしたらいいね。人類の役に立つ。みんなの役に立つ。自分の役に立つ。せっかくですきんねー。
今できることを、やる。今しかできないことも、やる。せっかくだから。
ネットは、批判や不平を言う場ではなくって、こんなときこそ便利に活用する場。せっかくだもの。
この状況でできること。
テレワークする。(もちろん弊社みたいに、できん業種も多いけど)
音楽ライブをネット配信でやる。(もちろん会場でやるみたいな盛り上がりと収入は見込めんけど)
商談を、ネット映像でつないどいて、やる。(これは問題少なさそう)
ネット授業する。勉強する。(これも、今の技術だとかなりの水準でできそう)
ネットで映像つないで、友達と話す。遊ぶ。カラオケする。(今ならできそうね)
こんなこと考えてたら、乙武洋匡さんが、noteにこんなこと書いてました。この「せっかく」の良い部分を、コロナが終息した後も続けることができたらいいね。災転じてなんとやら。
この状況でできること。
ネットで宴会する。(実は今晩、やります)