第二回大分別府早朝マラソン〔6197〕2020/04/03
2020年4月3日(金)晴れ
そんな訳で大分。昨日、大分駅前に泊まってました。今日は福岡方面へ車で移動。お仕事、そしてコロナ関係の業界のことなど。ああ。コロナに振り回される日々よ。
そんな朝ですが、大分別府早朝マラソンやってきました。大分駅から東別府駅まで14km。別府湾沿いの国道10号を、朝の5時から走って参りました。誰もいない、国道の歩道。もう5年前になりますか。まだ、残暑厳しい季節、大分別府早朝マラソンやりました。もう、5年になるのか。
この5年の間に田ノ浦ビーチというのが見事に整備されてて、随分と立派な風景になった、大分別府間。知らん間に変わる風景。
別府湾って、カルデラみたいに思いがちだけど、さにあらず。別府島原地溝という陥没があって、別府は北と南を断層で挟まれてます。こんな感じで。断層で挟まれた陥没帯に、背後の山から流れてきた土砂が堆積して扇状地を形成し、その上にできたのが、別府の街。火山群による地熱温泉としては日本最大級ね。で、その別府温泉を世界に誇る大観光地にしようと奮闘したのが、5年前にご紹介した、別府駅前の油屋熊八翁。面白い人物ですねー。ぜひ、NHKの朝ドラでやってもらいたいような、トンデモおじさん。
で、ここは東別府駅。ここは浜脇という地区。元々は浜脇駅でした。説明板によると、「当時の浜脇温泉は別府温泉と並ぶ大温泉地で、多くの温泉客で賑わっていました。」だそう。当時というのは、ここに鉄道が通って駅舎ができた明治44年頃のこと。
この建物。別府市指定有形文化財「東別府駅本屋」なんだって。明治44年に浜脇停車場として開業して以来の、建物。平成16年に全面改修したそうやけど、かつての面影をそのまま残すという英断をした、JR九州。偉いぞ、JR九州。
いやね。駅舎の中では、駅員さんが一人、朝の準備に勤しんでおられたけど、部屋の中もレトロ感満載で、いい雰囲気でした。桜満開の木造駅舎に、汽車がはいってくる風景。ではなくて、通勤電車がはいってきたけど。
コロナ騒動の中、何やってんだ、という感じですが、濃厚接触はしない、物に触れない、アルコールシュッシュッで楽しんで参りました。
でもね。おそらく、別府温泉も、このコロナで大打撃を受けてることでしょう。観光バスの団体さんは、おそらくゼロに近いと思います。
仕方ないですね。でも、明けなかった夜は、ない。
油屋熊八翁も、七転び八起き。
長期戦になります。辛抱。辛抱。がんばる。考える。考える。行動する。