午前4時半の玄関〔6186〕2020/03/23
2020年3月23日(月)晴れ!
良いお天気の月曜日。
で、コロナ対策ってなんだろう、というモヤモヤした思いをお持ちの方、多いんではないかと考える昨今。僕らが経験したことない、未知の領域の話だから、当然っちゃあ当然だけども。
でも、食品業界にとっては、やはりとても大切で切実な問題であることは、論を俟たない。俟ちません。同業者や、県内の食品業界の方々との、「御社はどんな対策とってます?」みたいな情報交換は日常茶飯事で、「ようわからんけど、これとこれとこれだけは、やっちょかんとねー」みたいな曖昧な会話が繰り広げられてるのも、日常茶飯事。
会社としては、工場内の手洗いマスクはもちろんですが、配送業務に携わる者は当然として、総務や営業も、気を付けるようになってます。出勤時の体温測定とか、手洗い殺菌とか。
そして、来訪されるお客様への対応も、なかなか難しいところ。
県内のある食品メーカーでは、来客を全面的にお断りしている企業さんもあると、聞きます。なるほど、という感じ。出張禁止令が出てる会社もありますね。弊社も、不要不急の出張は自粛、ということになってます。不要不急でない出張って何?と言われたら、考えてしまうけど。
現在、弊社では、お客様をお断りするほどのことは、してません。ただ、やはり対策は必要、ということで、本社棟の玄関にはこんなもの、設置してます。非接触型の体温測定器と、アルコールとティッシュとゴミ箱。
お客様には、玄関開ける前に、これを額に向けてピッと測定して頂くようにしました。もし熱があるようでしたら、玄関入らないようにしてもらう対応ですね。
これが効果あるのかどうかは、正直わかりません。お客様に対して失礼であることは、わかります。が、この緊急事態の中では、ある程度ご理解も頂ける範囲ではないか、との考えから、実施してます。
写真は、今朝4時半過ぎの本社棟玄関。まあ、こんな時間から来られるお客様も、そうはいらっしゃいませんね。
さて。
そんなこんなをやり繰りしながら、じっと我慢の時を過ごす。冷静に冷静に。ワイドショーに踊らされず、冷静に。正しく。間違わないことを。
昨日も、そしてこないだも、このウィルスは「病原体」としての威力以上に、人類としての特質である「概念の共有」といった「思考」を攻撃するものかも知れない、みたいな妄想を 書いたけど、妄想ついでにもうひと妄想。
これもこないだ書きました。このウィルスは、都市を襲うひとつの群生生物みたいなものではないか、という妄想ね。サンゴが、個々の生き様ではなくって群体として、一つの生き物みたいに振る舞うように。
だから、ひょっとしたら、なんらかの環境下で大きく成長し、そして必ずや「衰退」していく巨大な生き物なのかもしれないという「妄想」。
だったら、その生き物に飲み込まれないように、静かに、冷静に、耐えるのが、「今」なのかも知れません。
その巨大生物の弱点は、人類集団の冷静な団結だったりして。
妄想はこれっぱあにしちょいて。これから広がらず、収束に向かい、みんなで楽しくお花見ができる日が来ることを願いながら、今週も張り切って仕事仕事。
会合や出張がない分、足下の仕事をじっくりできる滅多にない機会と捉えて、今日もみんなで励みましょう!