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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ひまわり文庫、2020年3月の新刊〔6165〕2020/03/02

ひまわり文庫、2020年3月の新刊

2020年3月2日(月)晴れ

昨日は午後になってお天気崩れましたが、今日は晴れ。しかも気温は20℃まで上がる予報。春。3月ですきんね。暖かくなるとウィルスなんかの活性も悪くなると言うので、期待したい。全国的には、小中高等学校、今日から休校が多いみたいですが、我が県では、4日からが多くて、高知市とかは6日から。ご家庭など、大変ですが、頑張りましょう。

 

そんな騒動の中ですが、ひまわり文庫3月の新刊。

そうですね。今月は、ちょっと少ない。この中の1冊と、そしてここには紹介してないけど読みかけで全然進んでない本1冊に、時間を要したため。だから今月は8冊。でも、なかなか面白かった本、多いっす。

 

読むのには時間かかったけど、完読したのが、右下。「LIFE3.0」。この著者、マックス・テグマークは知ってました。2017年「数学的な宇宙」というのを読んだから。この著者、今はAIの将来についての専門家になってて、AIの安全な研究を進めるための団体を立ち上げ、ガイドラインをつくったりしてます。だって、AIは、今まで人類が経験したことのない社会を出現させるから。その未来はそこまで来てる。いつか人間レベルのAGIを作ることに成功したら、知能爆発がおこって我々は大きく遅れをとるだろう、という予言。

LIFE3.0が何を意味するかは、ここを読んでください。僕は、ここを読んで、この本を買いました。世界は、思っている以上のスピードで動いているという戦慄。

 

読むのに時間がかかってまだ完読できてないのは、ここには紹介してないけど「大洪水の前に」。気鋭の日本人経済学者が、今の地球の環境破壊の中でこそ、今一度マルクスを評価し、研究する必要がある、と説く本。難しいけど、面白いです。これ。この時代にマルクスですきんね。大洪水はおきる。その前に、僕らがやらなければならないこと。それをマルクスが教えてくれる。

 

「AX」は、伊坂幸太郎の、出たばっかりの文庫本。いやー、安定の伊坂幸太郎。エンタテイメント小説と言えば伊坂幸太郎、というくらい、気に入ってます。この本も、1日で読みました。こんな本ばかりだと、一ヶ月で30冊読めるのに。

 

その左に、清水克幸さんの本、2冊。

「日本神判史」は、裁判とか境界争いとかの判断を神に委ねてきた日本の歴史を調べた本。どういう経緯で、どんな社会の中で、そういったことが行われてきたのか。お湯に手を浸けて、火傷しなかった方が正しい(湯起請)とか、焼けた鉄を掌に載せて、大丈夫だった方が正しい(鉄火起請)とか、色々。これは、単に信仰の土俗性とか未開性とかで理解してしまえるものではなく、その社会をうまく回していくための知恵でもあった、という考察。面白かったです。

 

そして「耳鼻削ぎの日本史」

古来日本では、刑罰として耳や鼻を削ぎ落とすということが行われてきました。でも古代でのそれは、現代人が思うような残虐刑ではなく、ジェンダーなどが絡んだ、死刑減刑の温情の形であった、という議論。でも、戦国期になると様相は激しく変わり、見せしめの意味が大きくなって、秀吉の頃に、最悪期を迎える。朝鮮半島で討ち取った敵の数を数えるのに、大量の鼻が削がれて持ち帰られた話は酸鼻を極める。

同じ耳鼻削ぎでも、時代によってその意味が大きく変化してきた、そんな歴史を説いてくれます。

 

右上。「東京の三十年」こないだもご紹介しましたね。田山花袋さんが、明治10年頃から40年頃までのことを大正になってから思い出し、その表現力豊かな文章で描写した本。

東京の風景がどんどんと変化していく過程もわかる。明治の東京って、なんか、美しい。美しいものが残る東京の風景を見せてくれるのが「東京の三十年」

 

「神話と国家」は、古代神話のことを語らせたら右に出るものはない、と僕が思う西郷信綱さんの力作。中でも、「役行者考」は、面白かった。山岳信仰の祖で、日本国中、様々な伝説に彩られてる役行者の話の成立と変遷。弁慶もビックリ。

 

そして、幾度かご紹介した巽好幸先生の二冊。

「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」「火山大国日本 この国は生き残れるか」

前にも書いたけど、日本列島は、巨大な火山噴火で大被害を蒙ってきた歴史を持つ。有史以来というこの2000年弱の間に、そんな巨大カルデラ噴火のようなものが起きてないのは、単なる偶然でしかない。数万年単位で考えたら必ず起こる巨大噴火は、ひょっとしたら今年起きるのかも知れない訳です。その確率は、阪神淡路大震災が起きる前に言われてた確率よりも、大きい。

6万年前の箱根山の噴火では、高温の火砕流が横浜の保土ヶ谷まで1時間で到達してます。現代に発生すると500万人が瞬殺、という衝撃的な研究もある。

一昨日も書いたけど、人類が日本列島に住み始めてからも、鬼界カルデラ大噴火で南九州が壊滅してます。

巽先生は、一生懸命警鐘を鳴らそうとしてるのに、響かない社会。もっと響きましょうよ。

 

といった感じの3月のひまわり文庫。

宴会もイベントも無くなってしまった春の夜長。本でも読んで、落ち着いて過ごそうか。


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