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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

安芸城址の石積み〔6146〕2020/02/12

安芸城址の石積み

2020年2月12日(水)曇り

暖かい朝。

今朝は、田野町の酪農家さんに用事があって国道55号を東へ走りました。4時過ぎに出勤し、一仕事片付けてから、やって来てます。

その途中、安芸城址に寄って、この写真を撮りました。標高39m、比高25mの、平山城。麓には、安芸市歴史民俗資料館や書道美術館があって、時折観光客さんも訪れるようですが、この城址へ登る人は、かなり少ない。

 

そもそもここに城が築かれたのは、延慶元年(1308年)、安芸親氏によって、と伝えられてます。もちろん最盛期は戦国期、安芸国虎の時代。

この平山城を中心にして、いくつかの支城と自然地形によって防御していた、城。今は東に安芸川が流れてるくらいだけども、往時は、東が「安芸川」、北側が「城ノ渕」、西側が「矢川」と三方を川に囲まれてました。

山も低いので、防御的には弱い城ではなかったか、と言われたりもするけど、なにがなにが。行ってみるとわかるけど、この小山は周囲が急峻で、三方が川となると、なかなか攻めにくかった城だと思いました。

 

安芸国虎は長宗我部元親に滅ぼされ、長宗我部支配下の城になる。その後、山内一豊が土佐へ入国してくると、山内家臣の五藤為重さんが安芸の知行を受けてやってきた、というのはご承知の通り。

今の、土居廓中の武家屋敷なんぞは、その五藤氏がここに居館を構えていた時代の、名残。

 

この山裾に、石垣。

やはり気になるのは、石積みだ。気になりますよね?

写真右端に見える建物は、書道美術館。なんでお城の形してるのかは知らんけど。

そして城山の山裾に、石積み。向こう側に虎口があって、狭い急坂から城へ上れるようになってます。

 

砂岩ですな。砂岩の、野面積み。角は、算木積みみたいになってるけど、積み方は、かなり粗い。

こないだの「土佐の山城」によると、この石積み、慶長年間のものらしい。長宗我部支配下の時代か、五藤氏が居館を整備した時代。

たぶん、1601年頃、五藤さんによるものでしょうね。

砂岩は加工しやすい石なので、砂岩の野面積みというのは、かなり早い時期のものということは、わかります。

ここは四万十帯。高知市とかの秩父帯だと、チャートと石灰岩になる訳だけども、四万十帯ど真ん中のここでは、砂岩が優勢になってます。面白いね。慶長期の石積みというのは珍しいです。この城址最大の見せ場かも知れませんね、この石積み。

 

田野町の、大野台地の上の酪農家さんにお邪魔してましたが、大野の田畑も、砂岩の石積みで整備されてます。

土地土地の風景は、その地盤や地質、石質で決まってくる、という真実。

そして高知県でも、東部地区の酪農家さんたちは、特に元気がありますね。嬉しいことです。地質は関係ないけど。


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