大歩危の変遷と徳勝龍関〔6130〕2020/01/27
2020年1月27日(月)雨
雨の大歩危。朝6時半。
今日は本州方面出張につき、国道32号を走ってます。今朝は4時前に出勤、諸々の仕事を片付け、原乳受入担当者と打ち合わせしてから工場を出発し、国道を走ってます。目的地はJR坂出駅。
坂出駅前の駐車場に車を停めて、マリンライナーで本州へと向かう予定。
雨ということもあってまだ真っ暗。コンデジのシャッターを8秒開放して撮影しました。ここは大歩危道の駅。ラピス大歩危という名前もついてて、岩石・鉱物を展示した博物館があるらしい。一度、行ってみんといけません。
あと、なんか知らんけど、この界隈は妖怪「こなきじじい」発祥の地とのことで、妖怪村として地域おこしをしていると、ウィキに書いてます。こなきじじいか。ああ。こなきじじい。
大歩危には、この他に、吉野川下りの遊覧船がある「レストランまんなか」様や、「ウェストウェスト」という、ちと若者向け風の施設があります。祖谷への入り口ということもあって、インバウンド人気もなかなか上昇してるとのこと。
昔、高知自動車道ができた頃、もう国道32号を通る車はいなくなるので、大歩危峡は観光地としても成り立たんなるだろう、という話も、ありました。確かに、国道を走る車の数は激減したと思います。
でも、大歩危は廃れんかった。
かえって、たぶん以前より、観光客の興味を集めるようになり、特に外国人人気はすごいみたい。ラフティングも人気あるし。かなり成功している大歩危祖谷観光。
昔は、阿波池田と高知の間の、必ず止まる休憩場所であった大歩危。小学校の修学旅行で、香川から帰りがけに「まんなか」で写した写真が残ってます。あのときも大歩危は雨だった。通りがかり観光から、わざわざ出掛ける観光への転換を見事に果たした、大歩危小歩危。
大歩危の今のような賑わい、高速道路の工事をしてる頃は予想してませんでした。だから世の中は面白い。
予想してなかったと言えば徳勝龍。
すごかったっすね、今場所。そして昨日の相撲。徳勝龍の涙に、もらい泣きした人も多かったんだと思う。僕も、そうでした。いやー、良い相撲、良いインタビューだった。
我らが明徳出身というのも、良いね。
なにより「お人柄」が滲み出てました。おじさんの心を鷲掴みにした、昨日の徳勝龍関。
「とくしょうりゅう」と入力してもちゃんと変換しない、今までは地味で目立たないお相撲さんが、こんな夢を見させてくれたことが、嬉しかったっすね。
ただ。昨日の敗戦で引退の可能性が高くなってきたのが、それこそ我らが豊ノ島関。僕の大好きなお相撲さん。でもね。ほんとによく頑張りました。まだ引退発表してる訳ではないけど、本当に、心より労いたいと思います。
なんか、相撲って、良いね。
夜が明けはじめた大歩危で、世の中の不思議を考えてます。
さあ。今日も、今週も張り切って仕事仕事!