勤労には感謝しながら〔6065〕2019/11/23
2019年11月23日(土)晴れ
今日は勤労感謝の日。
国民の祝日には色々あります。元旦とか、天皇誕生日とか、春分の日秋分の日は、動かしようのない祝日。ゴールデンウィーク界隈も、動かしたら連休に影響がでてしまうから、動かせない。
だけども動かして影響のないような祝日って、どんどんとハッピーマンデーになってきてますな。
そもそも体育の日は、僕らにとっては10月10日だし、成人の日は1月15日だし、敬老の日は9月15日だけど、今はハッピーマンデー。日月と連休になるから、なにかと都合が良いのは、わかる。わかります。
では、動かしようがない訳ではないのにハッピーマンデーにならない祝日って、なんだろう。
と調べてみると。
建国記念の日。山の日。文化の日。そして今日、勤労感謝の日の4つなのである。
これでわかることは、明治になり、日本を天皇中心の国として統治しようとした政府によって始められた祝日に由来するものは、ハッピーマンデーにならない、ということね。
建国記念の日は言わずと知れた紀元節だし、文化の日は明治天皇の誕生日、天長節だし、今日、勤労感謝の日は新嘗祭だし。だから、これをハッピーマンデーにするのには、一部の人たちにとっては承服しがたいものがあるんでしょうな。
近年の、零細事業者とかの事情を無視した、ある意味強引な祝日、休日の作り方見てたら、なんでここだけハッピーマンデーにならんのだろうかと思ってる人、多いと思うけど。
まあ、そんな勤労感謝の日。
なのに、久々に、勤労もせずに家でゴロゴロしてます。いや、今日は遠出する用事があったんだけども急遽それがなくなって、ゴロゴロタイムになってしまった。これはもう、読書するにしかず。秋ですきんね。勤労には感謝しながら、本を読もう。
高校のクラブの先輩石田紀子さんが翻訳された「猫語のひみつ」という本。この11月20日に発売されたばかりで、まだ、湯気たってます。スウェーデンの猫好き音声学者さんが、科学的に猫の言葉を解析、紹介してます。それを猫好きな我らが石田先輩が素敵な日本語に翻訳されたとのことなので、面白くない訳が、ない。今日はこれを、このCDをBGMに、読もう。
昔、高校を卒業する頃、高校の友人がくれたレコードの中に、これ、ありました。当時はレコードだったけど。これで僕はヤン・ガルバレクにはまり、爾来数十年間、ヤン・ガルバレクコレクターとして、レコードやCDに親しんできたのであります。この”OF MIST AND MELTING”、邦題「靄と感傷」というCDは、僕にとっての原点のひとつ。
あと、橋本治の「三島由紀夫とはなにものだったのか」も時間があったら読みたいね。
秋の一日。のったりまったり。こんな日も、生きていくには必要な、大切な一日。