夜景と電気代〔6038〕2019/10/27
2019年10月27日(日)薄曇り
昨日は夜景のにっこりでした。ので、今朝も夜景にしてみました。
日曜日。朝、4時半に起きだして、五台山。だって目が覚めたんだもん。そう。僕らは、会社が休みの日でも、トウから目が覚めてしまう習性があるのです。
で、せっかく昨日、夜景だったから、今朝も明るくなる前に五台山からの夜景を撮影しよう、と思い立って、駆け上がってきました。早朝RUN。
昨日撮影した地点の標高は172mだったけど、ここはそれよりは、低い。展望台のビルの高さを勘案しても、150mはありません。
でも、こっからは高知の市街地が全部見晴らせるので、夜景は抜群。だから、今朝も、カップルの車が上がってきてました。邪魔してごめんなさい。
こないだ、新神戸から見たあ夜景のこと、書きました。何万ドルか知らんけど、と。
いや、本当に知らんかったけど、あの、「○○万ドルの夜景」という言い回し発祥の地神戸説、というのが有力なんですってね。有名な説なんだそうですけど、迂闊にも、知らんかった。電気代なんだって。
まず、1953年、つまり昭和28年に、関西電力の副社長が、会社の広報誌に「百万弗の夜景」というコラムを書いた事実があるそうです。そして、これが、あちらでもこちらでも100万ドルの夜景が誕生する嚆矢になったのである。らしい。
この中村鼎さんという副社長のコラムによると、当時六甲山から見下ろした夜景の素晴らしさに感動し、商売柄、どれくらい電灯があるのか、計算してみたんだって。約496万7000個。
その数の電灯にかかる一ヶ月の電気代が、約100万ドルだ、というコラムね。
実際は、もうちょっとかかってたみたいですが、それはそれ。なんか、僕が書きそうなコラムではないか。この「無理やり繋げる」感が。
当時は1ドル360円だから、3億6千万円。一ヶ月。ああ。物価が安かった、その時代。ちなみに現在は1000万ドル以上にはなってる訳で、でも、神戸の夜景を見て1000万ドルの夜景とは言わん訳で、電気代とは関係ないところで〇〇万ドルが一人歩きしていった、という訳です。
日本三大夜景とか、言いますよね。日本三大○○が大好きな。日本人ですから。
これはもう、神戸、長崎、函館。どれも行ったことあるし、どれもキレイ。まあ、夜景ってえのは、どこの街でもキレイなもの。高知だって捨てたものではありません。北山から見た夜景もキレイだし、筆山からも美しい。
高知三代夜景、というと、どんな場所がランクインするかと想像してみる。やはり、五台山は一番手グループに入るでしょうな。車で行ってお手軽に楽しめるし。
こんなページがありました。高知県の夜景ランキング2019。やっぱし1位は五台山。2位が筆山で、3位は治国谷だって。
こっちでは、1位筆山、2位五台山で、3位に小坂峠がランクイン。そうか。小坂峠か。正蓮寺の坂を登りきったところ。このランキングだと、5位に潮見台公園がランクイン。昨日ご紹介した潮見台。
ともあれ五台山。ここに、僕らが少年時代にロープモノレールがあったおかげで、その山頂駅「見国停留場」跡の建物が、こうやって展望台になりました。あの、僕が立ってる場所は、ロープモノレールが転回する柱の上。
朝5時の高知だけど、明るい。電気代、どれっぱあかかってるんだろう。