一乗谷〔6016〕2019/10/05
2019年10月5日(土)晴れ
やっと、晴れました。福井。諸々用事がありまして、昨日も福井市に泊まってました。諸々勉強になったこともあって、その報告は、また、改めて。
で、今朝は一乗谷。
そう。今朝は5時前にホテルを出て、一乗谷まで走ってみたのであります。ご存知、朝倉氏が本拠とした、山に囲まれた要塞都市、一乗谷。信長によって徹底的に破壊され、埋められて田んぼのようになっていた一乗谷は、埋められ、忘れられてたお陰で、朝倉時代の遺構が土の下に残り、今、「一乗谷朝倉氏遺跡」として整備されて、多くの人が訪れるようになってます。
こんな不便なところに何故本拠を置いたのか?と、福井市の市街地を知っている僕らは思ってしまうけど、戦国時代、一乗谷は、防御機能だけではなくて足羽川を利用した水運の利にも恵まれた場所だったんだと思います。そして、たくさんの街道の結節点に近く、交通の要衝でもあった、一乗谷。
しかしまあ、こんなところに、戦国有数の都市が作られてたと思うと、すごいね。
それにしても朝っぱらから14km。ホテルから、この写真の場所まで、足羽川沿いを走って走って14km。そして、ここからJR一乗谷駅まで2km走って戻ったから16km。心地良かったです、とても。
それにしてもこの遺跡、すごい。整備のされ方が半端ではないね、これ。福井県、力入ってます。城戸ノ内という、城下町エリアは、発掘調査が行われ、朝倉義景の館を中心に、往時の風景を蘇らせるようなしつらえになってます。遊歩道なども整備されて美しい。今、川の土手には彼岸花が咲いて、キレイでした。
で、朝倉義景の館の、川を挟んで反対側に、戦国の頃の街並みが復元されております。発掘で出てきた礎石とか石垣とかをそのまま使い、可能な限り忠実に復元した、とあるから、これはなかなか面白い。お金、かけてますな~福井県。
早朝、営業時間外ということで、街並みエリアには入れんかったので、対岸の諏訪館跡庭園の方へ登って、撮影したのが、この写真。
この右手の下に、広大な館跡。
この、福井県、チカラ入りまくりの遺跡公園の全貌を、この写真は、まったく伝えておりません。ぜひ、機会がありましたら行ってみてください。
福井県、いま、とにかく恐竜にチカラ入ってて、福井駅前とかあちこちに恐竜がいるし、恐竜博物館の立派さときたら、ビビるくらい。
しかしここも、恐竜に負けてない。
福井といえば永平寺に東尋坊だけども、今はそれに加えて恐竜に一乗谷。
そんなことを体感した、朝でした。
一乗谷駅からJRに乗ったら、通学時間帯だったので、たくさんの高校生が乗っててビビりました。汗びっしょりの僕。できるだけ女子高生からは離れて立って、福井駅まで戻ってきた、朝でした。