図書館のある暮らし〔5936〕2019/07/17
2019年7月17日(水)晴れ
夏の朝。クマゼミが始まった。このまま夏になって欲しいね。夏は、好きです。
昨日、美術館のこと書いたので、今日は図書館。ここはオーテピア。
昨日の午後、このオーテピアの「グループ室」というのを初めて使いました。仕事で。いや、実に良いね、グループ室。
オーテピアには、8人くらいまでのグループで使えるグループ室がいくつか、あります。当日に予約して使えるのと、1ヶ月前から予約できて使えるのとが、ありまして、昨日使ったのは、少し前に予約しておいた「グループ室4」。3階に、あります。
図書館だから、資料は使い放題だし、静かだし快適だし邪魔は入らんし、無料。こんな便利な部屋があるんですよ、オーテピアには。
オーテピアの利点は、街中にあること。昨日は、そのグループ室4で18時まで仕事しまして、そのまま近くの小料理屋さんへ移動して、飲んでました。
すごいね、良いね、オーテピア。
オーテピアが建ってる場所は、言わずと知れた高知市立追手前小学校跡地。ここに、6年前まで、こんな感じで建ってた追手前小学校。その追手前小学校にも、図書館、ありました。思い返せば、かなりお世話になった図書館。
この写真の4階建の校舎は、僕らが卒業した後に建てられたもの。僕らの頃は木造二階建ての、趣ある校舎で、図書館は、その木造校舎の中に、ありました。
あの頃「図書館教育」というのが重要視されてたんでしょうね。「図書館の歌」というのがあって、覚えて歌ってた記憶も、あります。
とーしょかーん としょかーんー、で始まる、あの歌。知りませんか?
低学年の頃、課題図書だか必読図書だか忘れたけど「しょうぼうじどうしゃじぷた」という本を読んで、母にどつかれながら読書感想文を書いた記憶から、僕の図書館生活の記憶は始まります。
あと「のろまなローラー」も、印象深い。
その後、高学年とかになってくると、宇宙の話とかの本、読みましたね。
この、「27世紀の発明王」という本も、なぜか覚えてます。今も古本で売ってるんですな。懐かしい懐かしい。
そうそう。佐藤さとるの「誰も知らない小さな国」は、もちろん読みました。図書館で借りて。
あの頃読んでた「宇宙のひみつ」「ひらけいく宇宙」みたいな本に書いてた内容、今考えると、時代ですね~。半世紀前のことですきんね。
そうそう。こないだアマゾンプライムビデオで、1954年の「ゴジラ」観ました。その中で志村喬演じる古生物学者の山根博士が、地球上を恐竜が歩き回ってた時代を「200万年前」と国会で証言する場面が出てきます。いや、6500万年前に絶滅してますきに。
こういった研究は、僕らが知らないうちに恐ろしいスピードで進んでるんですな。いや。びっくり。200万年前。
図書館の話でした。
この場所にあった追手前小学校の学校図書館。そこにあった本に囲まれ、たくさんの本を読みながら育った小学生時代。中学校とか高校に進むと、ずっとずっと学校図書館は充実してたのに、ほとんど利用することもなくなってしまってたのが、思い返せばもったいない。
追手前小学校の便所(トイレと言うよりは便所ね)は、木造校舎の東端にありました。もちろん汲み取り式で、大の便器の下は大きな大きな便槽空間になってました。この写真の角あたりにプールがあって、その向こうが校舎東端の、便所だった。昨夜飲んでた方は、僕よりかなり先輩の第六小学校卒業生でしたが、第六は、なんと水洗便所だった、と自慢されました。
さすが、戦後、仮市庁舎として利用されたという第六小学校。恐竜が生きてたのが200万年前とされてた時代に水洗便所とは。すごい。
図書館の話でした。
あの図書館があった追手前小学校跡地に図書館ができて、また、お世話になる日々。
人はパンのみににて生くるものに非ず。図書館って、大事。