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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ブリーフパンツと燕尾服〔5677〕2018/10/31

ブリーフパンツと燕尾服

2018年10月31日(水)晴れ

昨夜は、ある出版社を退職されて新しく起業される知人の門出を祝う会に参加してました。非常に能力の高い方なんですが、その志も、素晴らしい。とてもとても刺激を受けた、良い夜だった。日付変わるまでやってたので、今朝の出勤は少し遅め。

写真は今朝6時半の物部川。会社裏の土手上から撮影した、今年の大雨で大きく変わった川床を流れる物部川。朝の美しい風景。

そして、車のラジオからはラジオ体操。もう、6時半ですきんね。で、進行役の方が申すには、ラジオ体操、今年で90年なんだって。90年か。つまり、1928年に始まったのが、ラジオ体操という訳だ。

 

始まった経緯とかは、ウィキに詳しく書いてます。1925年に、アメリカの生保会社が健康増進のために考案、ラジオ放送していたのを、逓信省簡易保険局監督課長だった猪熊貞治さんという人物が訪米で知り、日本でも、ということで提案したのが始まりだって。昭和天皇の即位を祝う事業の一環でもあった。なるほど。

 

以前にも紹介した有名なエピソードが「ブリーフパンツ」。

日本放送協会東京中央放送局が、元軍人の江木理一を採用する。軍楽隊の楽長だった人物。ラジ体操のためにアナウンサーとして採用された江木は、初回から、ブリーフパンツ一枚で、マイクの前に立って体操していたんだそう。まあ、ラジオだから良いようなものの、なかなかすごい光景だったんだと思う。

その時に始まった初代「ラジオ体操第1」は、「可愛い歌手」という曲だったと書いてます。「可愛い歌手」にブリーフパンツ一丁のおじさんか。このとき、江木理一38歳。なかなかシュールな組み合わせだ。何を考えてブリーフパンツ一丁にしたのかは、ウィキにも書いてません。

 

その後、今上陛下のお姉さまにあたる照宮成子内親王もラジオ体操にご執心なり、と聞いた江木は、それからは燕尾服に蝶ネクタイで体操するようになった、とある。その時成子内親王は3歳の女の子でした。ブリーフパンツ一丁から燕尾服に蝶ネクタイ。確かに、蝶よ花よの女の子が、38歳のおじさんがブリーフパンツ一丁で体操するのを見たら、ショック受けたかもしれんけどね。

 

現在のラジオ体操第1は、その時の「可愛い歌手」から数えて3代目。1951年(昭和26年)制定なんだそう。作曲者は服部正。クラシック界の作曲家ですが、ポピュラー音楽もかなり手がけた人物だ。あの、NHK「自然のアルバム」の美しい音楽も、キンカン塗って、また塗って~という「キンカン」のCMソングも、服部正。こんなバージョンもある、キンカンのCMソング。

キンカン塗って、また塗って、と、自然のアルバム。

ブリーフパンツ一丁と、燕尾服に蝶ネクタイ。

 

人間の二面性と申しましょうか、幅と言いましょうか。奥深さですかね。ラジオ体操の始まり、で思い出すエピソード。


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