松山城から瀬戸内海を眺める〔562〕2004/10/29
2004年10月29日(金)曇り時々雨
今朝は松山。愛媛県松山市の中心部におります。四国一の人口を誇る歴史ある街松山市の、夜明け前を走ってきました。昨夜はおりこうさんで早く(比較的)ホテルに帰って来たひまわり太郎は、それ程二日酔いでもなく、気持ちよく早朝の松山を楽しんで参りました。走り始めて少ししますと粒の大きい雨が落ちて来ました。その気持ち良い雨を浴びながら一気に松山城を攻め登り、てっぺんの詰の段から撮影したのがご覧の写真です。
松山城から西方を眺めるひまわり太郎です。前方に見える小高い山の向こう側は瀬戸内海。松山観光港がございますね。その少し左には松山空港がございます。
この城山、標高は132m。高知城の山の倍くらいの高さで、駆け上ると結構心臓バクバクになります。「勝山」が正式名称。
以前にもご紹介しましたが、戦国時代の秀吉配下、賤ヶ岳七本槍で有名な加藤嘉明によって起工されたのがこの松山城。この加藤嘉明によって、この城下町が「松山」と名付けられ、お城の名前の「松山城」になりました。このお城は、別名「金亀城(きんきじょう)」とも呼ばれます。これは、松山城築城の際、現在の愛媛県庁西側のお堀が深い渕になっちょりまして、そこに金色の亀が棲んでおったことにちなんじゅうがやそうです。成る程。
ところでこの山、加藤嘉明が築城を始めた頃は禿げ山やったそうです。で、アカマツが植えられ、アカマツが一面を覆う松の山になりました。その後、ツブラジイなどがアカマツを圧倒して現在の姿になっちょります。クスノキ、アラカシ、ホルトノキ、アベマキなどの大木も見ることができるそうですね。