中村出張、四万十川レポート〔563〕2004/10/30
2004年10月30日(土)雨のち曇り晴れ
今朝は出張で中村市。昨日、高速バスで松山から本社へ帰りまして、ちくと用事をかたづけまして、汽車に乗って中村へ。
今朝も早朝から四万十川をたつくり走ってきました。乗り物疲れや二日酔いも、雄大な景色のなかを走りよったら吹き飛んでいきますね。ホント、気持ちえいです。
6:00頃に市内のホテルを出発した時は小雨がパラつきよりましたが、夜明けとともに少しずつ晴れてきました。四万十川名物赤鉄橋を渡り、右岸の堤防上の道をどんどんと遡行します。3km程さかのぼった所に、芝生で整備された公園のような場所がございます。
ここに、以前は無かったのですが、「佐田沈下橋まで3km」という看板ができちょりました。そこから少し行きますと、左に山が迫ってきて、山と川に挟まれた狭いくねくねの車道になります。今年の幾多の台風の爪痕が痛々しいですね。何カ所も山が崩れてきちょりまして、取り敢えず道路の上の土砂だけ除けちょります。道路沿いに咲くツワブキの黄色がとても可愛らしいですね。
で、しばらく走りますと、ご覧の「佐田沈下橋」に到着。四万十川名物の沈下橋のなかで、一番下流に位置するものです。増水した際には川の下に沈む橋ですが、今年は何回沈下したことでしょうか。写真中央の木の枝に木屑のようなゴミが引っ掛かっちゅうがが判りますでしょうか?沈下橋から3m~4mくらい高い場所です。ここまで水が来ちょったがですね。手前の土手にも、泥が堆積しちょります。
この沈下橋を渡り、今度は左岸を走って下ります。途中、道路が半分ごっそりとえぐり取られて崩落しちゅう箇所がありました。下を覗くと四万十川に土砂が落ちて河原になっちょりました。
久し振りに四万十川を走ってみましたが、今年の台風の傷跡はかなり残っちょりました。大自然の力はすごいです。