大雨被害からの復興〔5578〕2018/07/24
2018年7月24日(火)炎暑
今日も、暑い。命に関わる暑さ、と、ニュースで繰り返し連呼されるのが当たり前になってきました。そんな炎暑の中、大雨被害の復旧作業は続きます。
今日は、愛媛県の、弊社販売店さんに訪問させて頂いてます。被災のお見舞い。今回の豪雨で、愛媛県内では5店の弊社牛乳販売店さんが被災されました。うち、3店では、いまだに断水。水が出ません。役場とか道の駅とかに給水場が設けられ、お風呂も無料で入ったりできるようにはなりました。しかし、やはり不便極まりない生活が、炎暑の中、続いています。
4店では、牛乳配達が可能となり、既に仕事を再開されてます。片付けとかをやりながらなので、本当に大変ですが。
そして未だ牛乳配達を再開できていない販売店さんも、1店あります。法華津湾に面した深浦という地区に所在する、販売店さん。
吉田町の被害は、かなり大きい。市街地のメインストリートはかなりの浸水で、殆どのお店が営業再開できていません。避難所生活を強いられている方も、多い。旧役場の横に、自衛隊の仮設のお風呂「熊の湯」が設営され、給水所も設けられています。大量のゴミが積み上げられ、まだ、土が残る町。そこから峠を越えて海の方へ出ると法華津湾。
湾を取り囲む山々に目をやると、あちこちで土砂崩れ。まさしく「爪痕」という感じで、たくさんの崖崩れが痛々しい風景。
深浦への道は、土砂に埋まって通るのが大変だったようですが、今は土砂は取り除かれて車で行けるようになってます。集落前の少しひらけた土地。そこを、撮影したのがこの写真。
そう。ここにも、自衛隊の皆さんによってお風呂が設営されていました。このテントの中が、お風呂。今は準備中で、夕方になると入れるようになるんだと思います。
この奥に住んでられる、その販売店さんの話だと、ここで作業しているのは北海道の部隊なんだそうです。ご苦労様です。この西側にテントがいくつか並び、そこで寝泊まりされているということでした。炎暑の中、ご苦労様です。
今、日本列島は猛暑の話題でもちきり。ですが、そんなニュースの陰で大雨被害の復興は、まだまだ続く。手を付けることもできない場所も、たくさんあります。そして広い地域での長引く断水は、復旧作業の大きな障害にもなっています。
「こんなことになるとは夢にも思わんかった。」
これが、皆さんが口にされる言葉。それでも、頑張って、歯を食いしばって頑張っておられます。今、僕らにできることは何か。それを考えながら、帰って来ました。