災害復旧列島〔5568〕2018/07/14
2018年7月14日(土)晴れ
そんな訳で昨日は大阪に泊まってました。大雨・水害で、色々と予定が変更になった週末。
ここは大阪府内の、某所。朝、歩きながら撮影しました。名付けてブロック塀通り。高く積み上げられたブロック塀が連なっておりました。いや、ちゃんと補強しているのかも知れないので、勝手なことは言われません。
昨日の午前中までは、高知自動車道、大豊と川之江の間が通行止めになってました。この大雨で崩壊した土砂に、上り線の立川橋が押し流されて橋脚だけになってしまったので。昨日のお昼から、下り線を利用しての対面通行になったとのこと。
上り線、山の斜面の補強工事をして橋を架けるという壮大な工事になるので、復旧はかなり先のことになりそうです。
ニュースでも、大雨災害のことが伝えられています。水道がやっと復旧して喜ぶ住民の皆さん。でも、まだ、交通インフラも復旧しない地区も多い。
広島と呉。ほんの隣町みたいな感覚で、仁義なき戦いを観たりしてましたが、JR呉線の復旧には一ヶ月以上かかるとの見込みと言うてました。山陽道は復旧しましたが、広島呉道路は、いまだに通行止め。
今朝、早朝起きだして久々に箕面を走ってきました。阪急箕面駅から北、箕面川沿いにしつらえられた渓谷の遊歩道。朝から善男善女が歩いたり走ったり。ところが、途中、その遊歩道が通行止めになってました。去年4月に走ったときには、なんでもなかったのに。
どうやら、去年の台風で、遊歩道の上の山が地滑りを起こして通れなくなっている模様。対岸の山道も落石がありましたが、そちらを早く復旧し、今はそこを通って箕面大滝まで行けるようになってます。アップダウンが多くて、適度の負荷が心地よい道ではあるけど、なかなか大変。この秋まで復旧工事は続くようです。
大阪北部は、こないだ、地震があったばかり。被災した地域では、まだ、復旧作業は続いています。
そう。
日本列島は災害復旧列島。
もちろん東北では、あの大震災の復旧が今も続いています。九州北部でも、去年の水害復旧が続く。もちろん熊本地震復旧も。
あらためて、我々は自然災害の中で暮らし、災害から復旧しつつ暮らしていることを、実感する。災害復旧列島。
せめて。
人為的なもの、人為的な構築物が原因による被害だけは、減らしていきたいと、思いました。それは、間違いなく減らせるものだから。災害復旧列島であるからこそ、そこは、教訓を教訓として活かしていかんといかん、と、思いました。
でもやはり、お金がかかること。そこをクリアする方向を考えなければ、法規制だけやっても、解決はできないとも、思いました。