地球をようけ持つ人たち〔5555〕2018/07/01
2018年7月1日(日)薄曇り
このにっこりのルールとして、その当日に撮影した写真を1枚使用する、というのがあるの、ご存知ですよね。で、以前にもやったことあるけど、今日の写真は今朝、1時前に、家への帰りがけに撮影したもの。感覚としては昨夜だけど、日付は今日なので、OK。
雲が多いけど、雲の間から星や月が時折顔をだす。この撮影のタイミングでは、お月様が流れる雲の向こう側。少しブレているように見えるのは雲が流れているからですな。蒸し暑い、でも美しい夜の鏡川。鏡川の河口部に架かる巨大な鏡川大橋は、僕が高校を卒業した年に架けられました。もう、38年になるのか。時の流れに身を任せ、だ。
こんな、川に橋脚が立たない大きな橋を架けた理由、何なんでしょう。大きな船でもこの下を通れるようにしたかったのか。
でも、この少し上流の九反田橋は、橋脚がたくさんある昔ながらの橋なので、あまり意味がないような気もする。何より、ここは浅い。
鏡川河口で、土砂が堆積しており、大潮の干潮時には洲ができてしまうくらい、浅い。だから大きな船は、そもそも通れないね。
ここを通る車は、橋の坂を上るためにエンジンを吹かせる。だから、環境にはあまり優しくない構造だと思うときもあります。何故、ここにこんな大きなニールセン構造の橋を架けたのかは、謎だ。
あ、ニールセン構造と言ってしまった。そう。ニールセン構造。
ローマの水道橋の時代から、いや、それよりも前から、アーチが垂直方向の力に強いことはわかっており、利用されてきました。石を組んでね。錦帯橋には、まだ、行ったことありません。
そのアーチとトラスを組み合わせた橋は、よくあります。が、この橋はニールセン。
アーチからワイヤーロープを斜めに組み合わせるように下ろし、そこを道路にした構造。この工法にどんなメリットがあるのかは知らんけど、鉄骨が組み合わされてないので、景観は良いような気もします。
そうそう。なんで、昨夜はそんなに遅く帰ってきたのか。一昨日の夜も、安芸で飲んでて、午前1時前にやっとこさホテルへ帰り着いたのに。
東京からお客様が来て、飲んでいたから。コーヒー関係の方で、弊社の乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳を気に入ってくださってます。飲み会の主催は、この川向こうのKさん。かつて。戦前。あの潮江地区の農地の三分の一くらいはKさんちだったという話。今は、高知の伝統野菜の栽培に取り組み、だんだん有名人になってきたKさん。
東京から来ていたSさんは、これまた桁が違う土地持ちのお家の次男さん。
なんでも。昔、S家の所有している土地は、日本で二番目の面積であったと言います。気になる一番目は。それは、国鉄。国鉄の次に土地を持ち、かつては富士山の頂上も自分ちの土地だったという、まあ、普通に話していると冗談にしか聞こえない話で、昨夜も盛り上がる。
みんな、地球、ようけ持ってます。