桜の花が咲く〔5448〕2018/03/16
2018年3月16日(金)雨
雨の高知。昨日、羽田から徳島へ飛行機で飛んで、車でモンて来ました。一昨日の夜、徳島から東京へ行かんといかんかったので、安いパックを使うと徳島へ戻る必要があった訳だ。
夜10時過ぎ、ようよう、家にたどりつきました。
今朝は雨。
でも、昨日、高知では桜の開花宣言がありましたね。平年より7日早く、昨年よりは14日も早いという桜の開花。びっくり。今年の冬はこじゃんと冷やかったので、こんな早い開花には驚きます。どうやら、寒暖差があって、突然暖かくなったのが原因らしい。
そう。良いことがある為には、その前に厳しいことがあった方が、良い。これは世の中の摂理なんでしょうか。良いことばかりは続かない。
でもまあ、高知城の標準木、頑張りました。東京とか、よそより遅かったりすると標準木がいかんがやないかえ?という批判が噴出する高知県ですきんね。頑張った頑張った。
で、会社の桜はどうなっちゅうか。本社棟の前には日本のソメイヨシノの樹がありますが、こんな感じね。蕾はピンクに膨らんで、もうちょっとだ。向こうに椿が見えるので、今年は桜と椿を同時に楽しめることになります。そんな、お天気。
一昨日、乳業協会のブロック会議で色んな話をしました。生乳生産がなかなか回復しない、というのが業界全体の大きな課題、という話が中心。そんな中、僕がした、少し明るい話。
実は高知県の中部から東部にかけて。酪農家さんに、嬉しいめでたい話が続いたのであります。最初は、安田町の江渕牧場。
お父様を早くに亡くされ、若くして牧場を受け継いだエブチくん、とても熱心な酪農家さん。で、昨年、なんと岩手県からお嫁さんをもらい、お母さんと三人で、一生懸命牧場経営に励んでます。高知の酪農業界近年なかったような、すごい嬉しい話でした。
すると。
香南市の酪農家さんの後継者さんが、お嫁さんをもらう。南国市の若手酪農家さんが、結婚する。香美市の酪農家さんにも、幸せがやってくる。
立て続けに、この一年で4組。こんなこともあるんだ。
今日は、高知県の酪農家組織の総会があり、県下の酪農家さんが集まります。乳質表彰もあって、楽しみ楽しみ。
全国的に見ても、ちょっと珍しいくらい目出度い話が続いた高知県東部。その話をブロック会議でしましたら、皆さんの顔が明るくなりました。未来につながる、話。そんな少しだけ明るい未来が見えつつある高知の酪農さんたちと一緒に、僕らも頑張っていこう。
これが桜の開花になると、良いね。
厳しい時代を過ごしてきた、酪農家さんたち。その厳しさをくぐりぬけた向こうに、桜の花が開く。