久々に、国道フェリーで大分へ〔5250〕2017/08/30
2017年8月30日(水)晴れ
久々に、九州へ。
訪問先はもちろん九州乳業様。「みどり牛乳」ブランドで有名な九州乳業様は、大分に本社があります。そして弊社製造の「みどり菜食健美」を、九州地区で、たくさん、宅配してくださっている、九州屈指の乳業メーカー。
幾度か、九州からのにっこりも書きました。四国と九州を結ぶ「九四国道フェリー」からのにっこりも、書きました。でも、フェリーからのにっこりは、2015年2月18日以来やってなかったので、今日は久々に、やります。夏の豊予海峡を渡る九四国道フェリーの甲板だ。
とは言え、写真は、三崎港出港直後。その向こうに佐田岬半島と三崎港が見えてます。
三崎港には、それこそ一昨年くらいに、直販所みたいなのができました。観光案内所を併設して。今日はそこでおむすびとコロッケを購入し、船に乗ってから、船の自販機のどん兵衛と一緒にして昼食。
おむすびはですね、うに味噌。中に、たっぷりのうに味噌。コロッケはなんと、サザエコロッケ。コロッケの中に大きなサザエの身。なんという贅沢。うに味噌おむすびと、サザエコロッケ。おいしくない訳が、ない。ないよね。いやホント、おいしゅうございました。
なんとなくの実感ですが、近年、この豊予海峡を挟んでの愛媛と大分の結びつき、強くなってきているような気がする。それはフェリーの利用者を見てて思うこと。たぶん、増えている。フェリーは大人気で、最近、新造船も投入されました。船内の施設も、なんか充実してきた気がします。
このにっこりで初めてこのフェリーをご紹介したのは2006年11月16日のこと。九州で生乳関係の会議があって、行きました。今から11年も前のこと。
そうか。当時弊社は、九州からも一部生乳を仕入れていた。九州から仕入れるきっかけは、高知の、山地酪農創始者岡崎牧場さんの息子さんが、宮崎の高千穂で乳牛を飼い始めたことでした。そのご縁で、宮崎県酪連さんから、一部仕入れることになりました。
その後、生乳取引は広域指定団体を通じて行われるようになった為、窓口は九州生乳販連さんに。その、九州生乳販連さんの会合があって、11年前、この海峡を車で渡ったのであった。
そんな時代か。
その後。
四国生乳販連さんから相談があり、需給調整についても可能な限り考慮する、とおっしゃるので、九州から生乳を仕入れるのをやめ、全量、四国島内の生乳に切り替えたのであります。弊社も、高知の乳業メーカーで、地域とともに成長する企業である限り、原材料は可能な限り高知県産である方が望ましい、と考えました。
そんな経緯があって、九州とは縁遠くなっていた。
ところがどっこい。
以前にも書きましたね。
業界の若手経営者の研修で、2013年11月19日に大分へ行く。そこでの話がきっかけとなり、その2週間後に再び大分へ。その時は岡山から福岡まわりで行く、という無謀な大旅行をしてしまったのだが、このフェリーを使うと全然近いことが判明し、そのルートで再訪したのが翌年2月。
で、なんと、4月1日には「みどり菜食健美」を九州地区で発売。このスピード感が堪りません。
そんなこんなで、再び、縁が深く深くなった大分へ、今日も向かっています。
11年前には予想も想像もできなかった展開。
人生、いつ、何がどう転がるかわからないから、面白い。