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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ひまわり文庫、2月の新刊〔5043〕2017/02/04

ひまわり文庫、2月の新刊

2017年2月4日(土)晴れ!

昨日は節分で、今日は立春。もう、2月か。
そんな訳でひまわり文庫、2月の新刊を並べてみました。こんな感じ。

1月の新刊もそうでしたが、最近ハマっている、出口治明さんの本が多いですな。ライフネット生命創業者で、とても優れたビジネスパーソンであると同時に知の巨人。その夥しい読書量。歴史に関する知識は、専門家もビックリで、様々な著書があります。
今回は、「全世界史」講義Ⅰと、Ⅱ。サブタイトルに「教養に効く!人類5000年史」とあるように、世界史の教科書では見えてこなかった興味深い視点の世界の歴史が概観できる。これはもう、歴史に興味があれば必読の本。

その出口さんの、ビジネスに効く最強の「読書」。こんな目的なら、こんな本を読むと良いよ、と、出口さんが紹介する本は、マニアックにして面白い。僕が読んだことのある本も多いのが、ちょっと、嬉しい。

こないだ金高堂で見つけた、山折哲雄著「ひとり」の哲学。
親鸞、道元、日蓮、法然などの宗教的観点から、自分とは何か、生きるとは何か、を静かに考えさせてくれる、佳本。「ひとりでいることは悪いのか」という言葉が、突き刺さる。
寝ながら読むと、睡眠導入本としては最適。

その隣の「パウロ」。
キリスト教をキリスト教たらしめた、パウロ。パウロがいなかったら、キリスト教は、間違いなく今のような世界宗教にはなってなかったと確信できます。そのパウロの思想、行動を概説した本。日本度代表するキリスト教神学者が、わかりやすく説いてうれています。

チーズの科学。この辺は、商売と深い関わりがありますな。チーズはどのような仕組みでできるのか。熟成とは何か。熟成によって、何が与えられるのか。これは、この業界人なら読んじょって欲しい。読むと、チーズが食べたくなります。

「周」。
中国の古代王朝「周」。
周は、紀元前11世紀に、殷周革命と呼ばれる出来事の中で成立し、紀元前256年まで続いた王朝。通常、その前期、紀元前771年までを「西周」と呼び、それ以降を「東周」と呼びます。
「東周」は、春秋時代、戦国時代なので、史記をはじめとして様々な逸話が残る時代。春秋五覇、とか戦国七雄、とか。斉の桓公や晋の文公は春秋で、秦の始皇帝は、戦国時代に決着をつけた英雄。
しかし、この本は、「西周」にかなりの重きを置いています。最新の発掘成果や、金文に残る文章など、同時代資料を駆使しての概説は、実に迫力がありました。

次は、宇宙に関する本、2冊。特に、「宇宙が始まる前には何があったのか?」。最近の宇宙論は、もう、すごいところまでいってます。結構、好きです。そんな宇宙論・

「そしてメディアは日本を戦争に導いた」
半藤一利さんと保坂正康さんの対談とあれば、読まん訳には参らん。昭和前期。ほとんどのメディアが戦争を後押しし、煽り立てるような記事をどんどんと書いたのは、そうした方が新聞が売れたから。そう。現在のメディアのあり方に警鐘を鳴らす、佳い本でした。

次は柔らかい小説。
万城目学さん、2冊。悟浄出立は、沙悟浄の目から見た、孫悟空や猪八戒、三蔵法師のあり方を面白く描いた短編。そんな短編がいくつか収められた短編集。「プリンセス・トヨトミ」は、史実と歴史上の人物と、ビックリするような設定が面白い。最近、なんか、万城目学にハマりつつありますな。

「ハルマヘラ・メモリー」
俳優でもあった池部良さんの、戦争体験記。大学出、予備士官学校出身の士官として、中国、そしてインドネシアのハルマヘラ島へと転戦した自分の体験を描いた、本。戦争を、かなり違った角度から体感することができます。新聞で紹介されちょったのを見て、読んでみました。

最後は「幻想即興曲」。
我が高知県在住の本格ミステリ作家、西澤保彦さんの作品。先日神戸へ汽車で出張した際、駅の本屋さんで購入して。一晩で一気に読んでしまいました。西澤さんらしい、実に、実に巧いミステリ。脳みそのリフレッシュには最適。

と、まあ、今月もこんな感じで、我ながらジャンルが固定化されちゅうねや、とは思います。もっと、広がりを持たせていきたいと思う、2017年2月でした。


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