強風の鳴門海峡〔5022〕2017/01/14
2017年1月14日(土)晴れ!
今、淡路島で、このにっこりを書いてます。今しがた、高知から車でやって来ました。兵庫県、和歌山県などのこだわりの生産者さんたちの、集まりが、南淡路でこれから繰り広げられますので、楽しみ楽しみ。
今朝は少し冷えました。高知自動車道の、四国の山中は、道路脇に少しだけ雪が残っております。で、徳島道へ入ると、雪。粉雪が舞う吉野川。その道を東進し、鳴門大橋を渡って淡路島。
それにしても、ハレてますけどアレてます。気温そのものは、6℃くらい。ですけんど、風がね、すごくね。強風で、鳴門大橋は二輪車通行止め。鳴門海峡には白波が立ち、船を寄せ付けないような荒れ方になってます。
淡路島南PAに立ち寄って、地上4階にしつらえられた展望台に上ってみました。階段の途中から、風の音が地鳴りのよう。凄まじい風。こんな中、展望台へ上がってみようという人も他には居らず、一人、風に吹き飛ばされそうになりながら鳴門海峡の荒れた風景を写真に撮って参りました。こんな感じ。晴れているのに荒れている、そんな雰囲気がおわかり頂けましたでしょうか。
鳴門海峡といえば渦潮。今日あたり、近寄ることもできんでしょうね。スリル満点。
で、鳴門といえばナルト。ラーメンに乗せられたりする、あのナルトは、もちろん、模様が鳴門の渦潮のように見える所からナルトになった訳だが、全国の生産量の9割は静岡県の焼津でつくられゆうと、ウィキに書いちゃあります。
昔の中華そばには、ナルトは必ず乗ってました。しかし最近の小洒落たのには、乗ってないですよね。あの、いかにもチープな感じが、こだわり感を出す邪魔になるのかも知れない。
今でも、昔ながらの中華そばを提供するお店、ありますよね。その場合、なかなかの確率で、ナルトが乗っていると思います。
ネットで検索してみると、まあ、色んなことが書いちゃありますねー
鳴門巻きという練り物は、江戸時代中期くらいにできあがったもので、江戸時代末期になって、蕎麦に乗せられるようになったのだとか。で、日本でも中華風の蕎麦、すなわち支那そばが食べられるようになり、蕎麦に乗せていた風習がそのまま残って、支那そばにも乗せられるようになった、という嘘か本当か知らん話も、ありました。
富山で作られた売れない鳴門巻きをなんとかしよう、と、富山出身の藤子不二雄が、ラーメンにナルトを乗せた場面を漫画に多用し、それからラーメンにナルトを乗せるのが一般的になった、などという都市伝説も、あります。もう、なんでもあり。
そうそう。お化けのQ太郎で、ラーメンばかり食べているのは小池さん。小池さんの食べるラーメンには、ナルトが乗っているイメージが強いですね、確かに。
高知在住の本格ミステリ作家、西澤保彦さんは、その風貌が小池さんに似てます。ご自分で、言うてますので、間違いない。西澤さんの小説に、小池さんのような人物が登場する場合は、ご自身をモデルにされておるとのことです。ご自分で、言うておられました。
話が逸れました。
駐車場に車を停めて、このにっこりを書いてましたら、酔うてきました。車が風で揺れる揺れる。荒れた鳴門海峡も、また、美しい。