8年振りのこまどり温泉RUN〔5002〕2016/12/25
2016年12月25日(日)クリスマス晴れ
良いお天気のクリスマス。日曜日。
今年最後の日曜日、ということで、街には人、出ちゅうでしょうね。会社では、今日もいつものように、年末の忙しさ。善き哉善き哉。
で、今年、僕の忘年会も残すところあとふたつ。ひとつは、今晩。JA土佐あき酪農部忘年会が、安芸市内で開催されます。なので、今日は午前中仕事を済ませ、午後から安芸へやって来て、こまどり温泉RUNを楽しんで参りました。
安芸市街地のホテル駐車場に、車を停める。そう。毎年のことながら、この忘年会は簡単に終わらないんだね。最終列車には当然間に合わんので、代行か、泊まり。
高知からの組は、皆、泊まりますね、ホテルに。僕も、毎年、そう。
そんな訳で、ホテルの駐車場に車を停めてから、走りました。今日の目的地は、こまどり温泉。
安芸には、温泉が2つ。畑山温泉とこまどり温泉。でも、今や、日帰り温泉やっているのはこまどり温泉だけ。
距離も、安芸市市街地から10kmちょっとというお手軽さ。
安芸市街地へ帰ってくる「安芸元気バス」も、毎週土日のみ、1日一便というピンポイントのやつが、使えます。
今から8年前の夏と変わってない。あの時は、泊まりではなくて、汽車で日帰りでした。
素敵なおばあちゃん達がいた、あの夏のこまどり温泉。
今日は、安芸市街地を出て、渓流沿いの狭い道路をどんどん走る。突然現れる、山の中の小さな盆地。小さな集落。そこに、8年前と同じ佇まいで、ありました。こまどり温泉。
13時を過ぎちょったので、今日のお客さんは、僕だけ。良いお風呂でした。
なすどん!も、美味しかったです。
なにより。携帯が、ガラケーもスマホも圏外。これは、素晴らしい。こうやって過ごす温泉の時間、携帯もスマホも圏外というのは、かなり貴重。今や、とても重要なポイントではないか、と思いました。以前はそんな場所もありましたが、最近はめっきり少なくなってしまった、携帯圏外温泉。
お風呂から出て、食べたのは「なすどん!」。壁に貼られたメニューに「なすどん!」と、ビックリマーク付きで紹介されちょっただけのことは、あります。安芸市は、日本一のナス産地。それだけのことはありました。
なすどん!とビール3本。帰りのバスには時間があったので、座敷に寝転がってくつろいできました。こまどり温泉の座敷で寝転がる。そうだ。あれは8年前の夏だった。このにっこりでも、詳しく書きました。
6名のおばあちゃん。座敷でくつろぎながら、食べたり喋ったり。エライ賑やかに話しよったと思うたら、急に静かになりました。注文のかき氷を持って来たおねえちゃんが、「ありゃ、みんなあ寝えちゅう。」
この風景を思い出してしまった。あの、8年前の、夏。
こまどり温泉は、女性二人で切り盛りされてます。こまどり母娘なのか、こまどり姉妹なのか、こまどり他人なのかは知りませんが。
で、その二人に、8年前のことを話しました。あのおばあちゃん達、もう、3名になってしまったが、今でもお風呂に入りに来て喋って、元気バスで帰っていくそう。そうか。8年経って、減ったけど、続いている。なんか、寂しいような嬉しいような。
そんなこんなで、元気バスに乗って安芸市のホテルに帰ってきました。土日は、前回のルートではなく、入河内大根の入河内経由でのバス。もちろん、乗客は最初から最後まで、僕だけでした。