潮江天満宮神池の小薮蘭〔475〕2004/08/03
2004年8月3日(火)晴れ
久し振りに陽光がさんさんと降り注ぐ朝になりました。やっと台風10号ともお別れですね。しかしまあ、長時間強い雨が降り続くは、1時間に100mmを越える雨量を記録する地域が続出するはで、なかなか大変でした。道路は、高知から高松方面へ向かう国道33号線以外は概ね復旧しつつあるようです。JRはまだ復旧してない所があるようですね。高速道路が通れはじめたので、取り敢えずくつろぎました、ふう。
今朝の鏡川の水位も、昨日よりは大分下がりました。それでも、平素の満潮時の水位よりはかなり高うなっちょります。
そんな中、今朝も鏡川遡行、潮江天満宮コースです。写真は、潮江天満宮の「神池」の畔に生える「小薮蘭(こやぶらん)」でしょう。この小さな池には龍神様が祀られちょりまして、その名も「神池」。池の中には小さな鯉が泳ぎ、今の季節はカニさんの大群が仲良く生息しよります。ところがこの台風で、突然カニさんの数が激減しました。数匹はおりましたが、残りは突然姿を消してしまいました。どこへ行ったんでしょうね。
小薮蘭は、ユリ科ヤブラン属の植物で、夏場、水気の多いところに群生します。「小」の付かない「薮蘭」は、もう少ししてから咲き始めます。秋が見頃ですね。薮蘭は万葉集にもでてくる日本に昔から咲く花で、茎の先っぽに小さいブツブツがくっついているように見えますが、良く観ると一つ一つがとても小さい可憐んな花だということが判ります。薄紫で、6枚の花びらを付けた可愛らしい花です。ブツブツに見えるのはその花の丸まった蕾なんですね。
さあ、今日も暑くなりそうです。張り切っていきましょう!