上関あみだ堂奉納相撲は8月16日〔4493〕2015/08/04
2015年8月4日(火)晴れ!
お暑うございます。慣れてきましたが。今朝は25℃くらいやったので、なかなか涼しゅうに感じました。よさこいまではこの暑さが続いてくれるとありがたいですな〜。夏は夏らしく。
さて。今朝は会社を6時前に出て、阿波池田方面へ行っちょりました。国道32号線を車で走って。で、また、国道32号線で帰ってきたのでありますが、吉野川、ラフティングを楽しむ人が結構おりました。とんでもなく面白いですきんね、ラフティング。
一昨年、2013年9月23日に、人生初ラフティングをやりました。それから後、ようやってないので、まだ一回こっきり。あの印象は強烈でしたね〜。大歩危から阿波川口までの区間で、途中昼食を挟んでの1日コースでしたが、あんなに面白い遊びがあるとは、知りませんでした。あれを体験すると、遊園地の遊具なんぞはもう、たっすいたっすい。大自然をまるごと楽しめるラフティング。ああ。またやりたいぞ。
夏の吉野川。実に良い風景。透き通った青い川。深い緑。両岸の巨岩、奇岩。山に挟まれた狭い、しかし真っ青な空。夏の国道32号線は、本当に素晴らしい、大好きな道。
今朝は、行きしな、大杉から左折して、ちくと寄り道して来ました。本山町上関。かみぜき。
2010年8月15日のにっこりひまわりをご覧ください。そう。本山町阿弥陀堂の奉納相撲をご紹介しちょります。今は珍しくなった、大人のガチンコ奉納相撲。審査員席にはセロハンテープで貼り付けた千円札がぶら下がり、それが勝者への賞金となります。強い力士は結構稼げる奉納相撲。
昔は、そんな奉納相撲が各地の神社などで行われ、強い力士は、夏になると、そんな奉納相撲を巡回して賞金稼ぎをやっておったと言います。今は少なくなり、貴重となった大人の奉納相撲。
もう、あれを観てから5年も経つのか。
変わらず、あの雰囲気で開催されているのでしょうか。
あの時は、ご案内してくれた、高知県立大学の清原先生のゼミが、深く関わっておりました。今はどんなになっちゅうがでしょうか。
ネットで調べてみても、あまり出てきません。役場の観光情報では、8月中旬予定、としか記載がない。毎年お盆頃、といのはわかっちゅうが、何日なんだ?
そんな訳で、今朝、ちょっと廻り道をして上関を通り、今年の奉納相撲のポスターを見てきたのであります。写真。今年は8月16日(日)開催ということが判明しました。これは行けるかも知れない。5年振りに、この、貴重な文化遺産、民俗遺産、地域の紐帯、奉納相撲を観に行ってきたい!という思いがフツフツと湧き上がって参りました。
今朝、阿弥陀堂へも寄ってきました。
土俵にはお祭り用のベンチが積み上げられ、まだ、祭りの雰囲気を感じることはできない境内。普通の日に来てみると、意外に狭い境内。そこが、お祭りになると、あの独特の雰囲気が溢れて賑わう訳だ。
地方創生だかなんだか知りませんが、地方を競わせ、良い知恵を出したところにはお金を出して、突出した地方だけを再生させて行こう、という上から目線議論には未来は無い。もちろん、それぞれ知恵を出して頑張ることは必要だし、やっていかんといかんのはもちろん。
しかし。日本の、ありふれた地方が、普通に、ありふれたように元気になっていく風景。地域の良さを老若男女が実感し、山や海に住むことを良しとする風景。地方に住むことが幸せだと思える社会。それを目指すことが大切だと思う。
この奉納相撲の風景には、そんな社会のヒントがある。そんな気がしてなりません。