築屋敷の土手に咲く芙蓉と日根野弁治〔449〕2004/07/08
2004年7月8日(木)曇り
今朝は少し曇っちょりますが、昼間は暑く蒸せそうですね。
そんなお天気の中、水面にうっすらと靄が立ち上る鏡川河畔を走って来ました。大きな鷺や、小魚をくわえて朝食中の川鵜などの鳥達がとても賑やかです。
写真は、月の瀬橋と柳原橋の間の北岸、「築屋敷(つきやしき)」と「南奉公人町(みなみほうこうにんまち)」の間の堤防の上の道です。道路の右が築屋敷で、左が南奉公人町。
この土手には皆さん色んな植物を植えて楽しみよりますね。ここでは「芙蓉(ふよう)」をきれいに咲かせちょりました。
芙蓉は、葵科フヨウ(ハイビスカス)属の大きな花で、ピンクや白のがありますよね。昔から「芙蓉の顔」と言えば「美しくしとやかな顔立ち」のことを意味します。ふむふむ。
枯れたあともなかなか面白い姿になりまして、「枯れ芙蓉」として楽しませてくれます。
この写真の場所から数十メートル西へ行った土手の下に、藩政期末期、「日根野道場」という道場がありました。ここの剣術指南「日根野弁治」師匠に、この近所に住む坂本さんちの龍馬くんが剣術を習いに来ていたのは有名な話です。