天神の大クスノキ、「奇しき木」〔438〕2004/06/27
2004年6月27日(日)曇り時々晴れ
今日も蒸せますな。暖かい水蒸気がどわーんっと立ちこめている感じです。こんな日は飲料が売れるんですよ。
さてさて、今朝はJr.2号と自転車で潮江天満宮へ行ってみました。この30日が恒例の輪抜け様で、その準備に忙しそうな天満宮境内でした。夜店の縄張りも出来ちょりましたよ。
その潮江天満宮の参道の東端、天神大橋の南の袂に聳えるのが、このにっこりでも何度かご紹介の「天神の大クスノキ」。とにかくでかいです。
昭和56年の時点で、周囲7.5m、樹高25mですが、東西南北に大きく張り出した枝振りがそれはそれは立派で、素晴らしいです。樹齢はどのくらいなんでしょうか、数百年、いや、もっとでしょうかね。
クスノキは楠科クスノキ属で、神社なんかによく植えられる立派な木ですね。樟脳(しょうのう)は、この楠から採取されるもの。
白い可憐な花を咲かせるのは、もう少し時期が早いゴールデンウィークの頃。秋には黒い実を付けます。
クスノキの名前の由来、ご存知です?「奇(くす)しき木」、つまり、神秘的な木、というところからきちゅうがですね。確かにこの見事な姿を見上げておりますと、神が宿っているような気がしてきます、はい。