あの、ホットドッグ〔4287〕2015/01/10
2015年1月10日(土)晴れ!
今日は土曜日。お昼、12:00から、弊社へ生乳を生産してくれよります酪農組合の役員会。へへ。場所は葉牡丹。そう。高知市民の心のふるさと、葉牡丹。朝からお酒を飲む人々で溢れる葉牡丹で、昨年度の、酪農組合組合員さんの中から優れた乳質の酪農家さんを表彰する、その表彰式兼新年会の打ち合わせをやります。
乳質表彰、審査の基準となる数値はもう出ちょります。ので、審査方針を決めるだけで、自動的に表彰者は決まってくるので、ややこしい審査はありません。今日は、会場を決めたりの、役員での簡単な打ち合わせだけなので、新年会を兼ねて、お昼から葉牡丹でやることになった訳だ。ふふ。酪農家さんは、朝と晩に搾乳があるので、お昼にやる訳です、はい。
弊社の牛乳でも、特に、乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳は、最近になって色んなところでご評価を頂き、広域で流通するようになってきました。搾乳日の翌々朝には、関東地方でも、店頭に並びます。で、この牛乳の特徴は、搾乳日からの時間の短さ。それが短ければ短いほど、絶対においしのでありますね、牛乳は。おいしさを追求する、ということは、、乳質が命である、ということでもあります。なので、酪農家の皆さんには、乳質向上に向けての取り組みをお願いしており、それを弊社も可能な限りバックアップをしゆうのでありますね。
でですね、今日は葉牡丹でやっちょいて、たぶんひろめ市場へ移動します。小生、16:00からの別の会合に出て、更に18:00から、またまた別の会合。飲み会。おう。トリプルヘッダー。なかなかのスケジュールとなっちょりますので、気合を入れていかんといけません。頑張ります。
そんな訳で、この風景は、午前中の帯屋町。葉牡丹の真北。中央公園の北側の、ちょっと広うなったスペース。高知のお街の中心部。
この写真の左端の辺り。
あの辺に、昔、夜になったらホットドッグ屋さんの小さい車が出よりました。覚えちゅう方も多いと思います。ああ、懐かしい。
高知市内の小学生は、中学受験があったりするので、受験する子は塾に通います。追手前小学校の6年生は、たぶん、半分以上が通いよったと思います。しかもほとんどが、蓮池電停北西の小林薬局の2階にあった小林塾に通いよりました。小生もその一人。薬屋の奥さんが先生。厳しい先生で、ワリコトしたら、ビッシリ、ふとん叩きでお尻をペンペンされました。これもまた懐かしい。
で、夜、9時を過ぎて自転車で帰宅する訳ですが、その帰りがけに、そこにあったホットドッグ屋さんでホットドッグを買うて食べたりしよりました。
一番安いのが「野菜」。「ハム」と「卵」があって、全部入っちゅうのが「スペシャル」。「野菜」でも十分に美味しゅうございました。
あの、独特の風味。アメリカンスタイルでもなく、お店で売りゆうようなものでもない。まったく独特のホットドッグ。ホットドッグやのに、ソーセージはありませんでした。パンに切れ目を入れ、マスタードかマヨネーズみたいなのを塗って野菜を盛り付け、小さい小さいオーブンで焼く。こうやって書くだけで、あの特徴ある香りと味が蘇ってくるではありませんか。今はもうありません。
子供の頃に体験した食べ物は、大人になっても強烈な印象となって記憶に残り続けていくのでありますね。しかも、ちょっと、美化されたりして。
あのホットドッグが客観的に見て美味しいものであったかどうかは別にして、小学生の我々にとっては、至高の贅沢、究極のグルメであったことは間違いありません。大切な思い出として、一生残っていくのでありましょう。
それはともかく。さあ。葉牡丹だ。