広島城、快適なスーパージェット〔407〕2004/05/27
2004年5月27日(木)晴れ
今日は広島におります。昨夜の流川の余韻を身体に引きずりながら今朝も広島市内中心部を走ってきました。この町にはいたるところに原爆の爪痕が残され、平和の尊さを今に伝えてますね。ひまわり太郎Jr.の通う小学校の修学旅行は広島だそうです。いいことですね。ひまわり太郎が小学生の時の修学旅行は小豆島でした。
さて、写真は「広島城」。雄大なお城ですね。お堀に映えてとても美しいです。ここに最初にお城が築かれたのは、1589年のこと。
ご存じ毛利輝元の手によります。関ヶ原の後の1600年、福島正則が芸備49万石余を領し、その翌年入城してきました。そして、1619年、浅野氏が替わって領主となり、幕末まで続きます。
ここに残されちょりました天守閣や太鼓櫓、表門などは、当然、原爆ですべて崩壊してしまいました。ご覧の美しい天守閣は、昭和33年に再建されたものだそうです。別名「鯉城」とも呼ばれよりますが、広島カープの名称の由来はここからきちゅうがでしょうか。
このお城の周囲を走りよりますと、歩兵連隊本部の跡や陸軍幼年学校の跡などを見ることができます。そして、本丸へ足を踏み入れますと、日清戦争の際の「大本営」跡の石組みの基礎が残されちょります。ここを総本部にして日清戦争を戦ったのでありますね。
その広島市内を走るチンチン電車に乗って南へ走ると、宇品(うじな)の広島港に着きます。そこには立派な旅客ターミナルがございまして、そこでチケットを買いまして松山~呉~松山を結ぶ高速艇「スーパージェット」に乗りました。このにっこりは、その高速艇のなかで書きよります。
始めて乗りましたが、なかなか快適ですね、これは。瀬戸内海の美しい島々を横目に見ながら快調に飛ばしよります。意外に揺れも少ないですね。乗っているのは殆どがサラリーマン。仕事の足として便利に利用されゆうがですね。