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今日のにっこりひまわり

栴檀〔4042〕2014/05/10

栴檀

2014年5月10日(土)気持ちよすぎるお天気

なんという気持ちの良いお天気でしょうか。爽やかに晴れ渡り、暑過ぎず。風が涼しいので、絶妙の心地良さになった今日の高知市内。花に関係するような催し事が市内でも多く開催されよりますが、良かったですね〜、このお天気。

今朝、会社に行った後、そんな催事に納品を済ませ、ちょっと時間があったので南嶺を走りに行っちょりました。与力町に車を停めちょいて。
で、出発直後のここで、薫りにやられてしまいました。栴檀。鏡川に架かる天神大橋北詰に、大きな栴檀の木。しかも、橋の下から生えちゅう樹ですので、丁度、橋の歩道のところにたくさんの花。もう、すごい。七部咲きといったところでしょうか。上品な薄紫の花が、青空と川面に映えてそれはそれは美しい、初夏らしい風情。栴檀。

以前にも何度か書きましたので、しつこいですが、「栴檀は双葉より芳し」という諺の栴檀は白檀のことで、この栴檀のことではありません。しかし、この栴檀もなかなか芳しい。そして上品に美しい。上品な美しさ、というのは、日本人の感性に合うのでありますね。自己主張をしない、儚いまでの美しさ。
こっから鏡川を遡上していくと、月の瀬橋と新月橋の間の南岸に、めずらしい純白の花を咲かせる栴檀。白花栴檀。薄紫の栴檀とはまたちょっと違う、清楚なまでに美しい白花栴檀。高知の初夏を彩る花としては、一番好きな花かも知れません。

さて、南嶺。
今日は筆山から高見山頂、土佐塾高校、鷲尾山という、高知市民にとってポピュラー極まりないコースを走ってきました。このお天気ですき、ひっとりで山歩きにきちゅう方も多かったです。市内にこんなに近いのに、別世界のように大自然が満喫できる南嶺。
そのコースは、昔から、尾根伝いに海側とお城下をつなぐ道やったと思われます。いつの頃整備されたのでしょうか、所々に伏石が残っちょります。10cmくらいの径の石を山道に並べ、舗装のようにしちゅう道。走るには、そんな石が無い方がノウがエイので、なんで、昔の往還にはそんな伏石が並べられちょったのか、不思議でした。こないだ、大雨の中、山を走りよって、ちょっとだけ、わかりました。雨の山道は、ドロドロになるので、伏石があった方がノウがエイ。なるほど。

伏石、という言葉をgoogle検索してみたら、でてきたのが伏石事件。大正末期に香川県の伏石で起きた大規模小作争議。小作側が、小作料の減額を求め、実際に70%〜80%しか納入せんかったことから訴訟になった事件。で、地主側は収穫直前の稲の差し押さえを裁判所に申し立て、競売を強行して、収穫前の稲を落札。
これによって、稲の刈り取りと二毛作の麦の種まきができんなった小作側。弁護士に相談し、稲は刈り取って、代金が支払われるまで保管するのは当然の権利だ、と言われてその通り実行。しかし、官憲はそれを「窃盗」であるとして小作人や弁護士を逮捕、凄まじい苛烈な取り調べが行われた、ということです。伏石事件。

昨日のにっこりで、麦のことを書きました。二毛作は、水が豊かではなく土地が痩せちゅう香川県の農民にとって、非常に重要なことであったようです。

なるほど。では、二毛作の「毛」は、いったいこったい何なのか。ネット情報を見てみました。
どうやら、「毛」は「ケ」で、古語としては食物、作物の意味にかありません。ネット情報で、なるほど、と思うたのは、「御食」は「ミケ」で、神にお供えする食べ物。そうか、ケは食べ物か。で、上毛(かみつけ)、下野(しもつけ)は、食べ物の豊かなところ、という意味やそうです。う〜ん、目から鱗。で、「ケ」は「毛」で、作物の意味をも表すので、二種類の作物を一年の間につくることを二毛作と言う、という訳だ。勉強になりました。

今日は、美しい栴檀の花から「毛」の話まで。ああ、一年で一番過ごしやすい季節。


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