潮江天満宮、「霊杉之碑」〔380〕2004/04/30
2004年4月30日(金)素晴らしい快晴!
ゴールデンウィーク突入ですが、まずは素晴らしいお天気になっちょります。
今朝のひまわり太郎は、またまた鏡川潮江天満宮コースです。潮江天満宮の大きな社殿を、向かって右側から裏へ廻りますと大きな石碑が建てられちょります。「霊杉之碑」ですね。明治17年、奥宮正路氏によって拝撰された碑文には、天保年間、社殿に支障あるためこの杉を伐採する協議をしていた夜、暴風雨が吹き荒れて杉の枝が曲がり、社殿に害を及ぼさなくなったという奇瑞について記されております。
写真は、その碑の近く、塀の内側に現存する、その霊杉(れいさん)の根株。残念なことに、昭和20年、戦災によって焼け落ちたそうです。寄り添うように建っている若い杉はその子供でしょうか。
しかし、その不思議な奇瑞があった後、100年以上この場所に屹立しちょったがですね。たいちゃなもんです。生命の不思議と申しますか、大自然の偉大な力と申しますか、世の中には理屈では言い表せない何かが満ち溢れているようですね。