人間は比較の動物です〔3745〕2013/07/17
2013年7月17日(水)晴れ!
今朝は高知。昨日の東京は涼しかったので、最終の飛行機で高知へモンて来た際には、その暑いことにビックリ。東京より暑いではないか!
しかしまあ、夜は比較的涼しかったですね。
もちろん、最低気温が25℃を下回ることのない熱帯夜ですが、こないだうちからの暑い夜に比べたら天国。そう。人間は比較の動物ですき、徐々に環境に慣れると、その環境との比較で、体感が随分と変わってくるのでありますね。
以前、飛行機は、出発や到着が少々遅れたりするがは当たり前でした。準備に手間取ったり滑走路が込んじょったり。で、それは、ホントに当たり前のことになっちょったので、改善するがも難しいがやろうねや、と、漠然と勝手に思い込んじょりましたよね。ところが。
JALさんが、一度経営破綻し、そして新生JALとして新たな経営を行うなかで、定時までに出発しょうとしゆう意図が明確に見えるようになりました。客室乗務員さんの接客もホントに良くなりましたが、この、定時出発に対する姿勢は、確かに変わりました。そして、明らかに、定時出発が増え、到着は、定時よりも早めに着いたりするがも当たり前になってきちょります。これは、ちょっと感動的。
昨夜も、JALの最終便で帰ってきましたが、定時より5分早く高知空港に到着。かなり、時間が計算できるようになりました。そんな風に感じますよね?皆さん。
できない、無理、と思いよったことが、経営者が変わって考え方が変わると、できるようになる。それまでの常識が非常識に変わる瞬間。こんなこと、世の中にはどっしこあるがですね。
機内でボーっとテレビ画面を見よりましたら、JALグループの「定時到着率」が、世界一になった、という話題をやりよりました。なんと90.35%。飛行機で、9割以上が定時到着という世界。こないだまでは、考えれんかったような数字。
当たり前が当たり前でなくなること。上にも書いたように、人間は、比較の動物ですき、他と比較して心地良いことは心地良い。ですきに、他に抜きん出たり、他ができないようなことをやったりすることが、商売では鉄則である、ということが、上の一事でよくわかります。う〜ん、反省反省。
さて。ここは今朝の野市、上岡八幡宮さん。参道にカメラを置いて、セルフで撮影。シャッタースビードを遅うにしちゃあるので、小生の姿がハリーポッターに出て来るナンゾみたいに写っちょります。
まだ、4時半頃の境内は真っ暗で、セミもまだ起きちょりません。小さな虫の声だけが聞こえる静かな境内。
今日も暑い一日になりますが、新生JALさんを見習い、常識を非常識に変える挑戦、当たり前を当たり前でなくす挑戦をしていこう、と、静かな境内で思いました。