上里の湧き水〔3743〕2013/07/15
2013年7月15日(月)あづい・・
今日は海の日やそうです。最近の祝日は、妙にピンときませんね。そんな訳で、海の日ですが、山の方をたつくってきました。
昨日は南嶺の山RUNやったので、今日は旧鏡村界隈の、農道林道RUN。朝倉神社さんにお参りしちょいて、鏡川を遡上してみました。
それにしてもこの気温。今日の高知の予想最高気温は34℃。う〜ん、スタートが9時半というのは、かなり出遅れてしまいました。暑さ覚悟のRUN。仕方がないですな。
予報では、午前中、ちょっと雨が降るみたいになっちょりました。これにはかなり期待しちょりましたが、結局雲が多めというくらいの天気で、途中からはもう、真っ晴れ。ギラギラお日様。農道林道の、ほとんど人も通らんような森の中のルートを選んで走ります。そうせんと暑いので。
で、行川口を左折して行川(なめがわ)へ。日陰が少ないぞ、この道は。で、行川ですでにかなり暑さでコタイこんじょりましたが、意を決して上里へ。上の里というくらいですき、急坂をかなり登らんといけません。古い路を探し、ちょっとでも木陰を選んで駆け上がりました。そして上里。じょうりと読みます。この集落のはずれ、森の中に河内神社さんが幽玄に鎮座。その近くに、美味しい湧き水ポイント。写真がそこ。山から引かれたパイプから、冷たい山水が勢い良く吹き出し、もう、心地エイと言うたち。もちろん美味しゅうございます。ここで、水を浴びるがを楽しみに、この瞬間をイメージしながら、炎暑の中、急坂を駆け上がってきたがですきんね。もう、至福の時間。
暑いですが、ここは、涼しい谷風も。冷たい水と涼しい風。ここでしばらく居りたかったです。山には、椎茸の原木。いいところです。高知の市内から、こうやって走って来れるばあの近さで、山の自然や恵みが満載。生姜の畑が多く、なんとなく集落も豊かなオーラが出よります。
昔の絵図を見ると、高知の山には、たくさんの集落。で、実際、そこに行って見ると、集落の多くは、かなり山の高い所にあります。高い所にある集落と集落を結ぶように、道が整備され、空でつながっちゅう。
今の価値観や利便性で考えたら、どうしてこんなところに集落が、道路が、と思うような場所。しかし、徒歩や馬が交通手段であった時代は、実に合理的につくられた集落、道であることは、時分の足でたつくってみたら、簡単に納得できるのであります。
それはともかく。炎暑のRUNは、もう、バテバテ。
こっから峠を越え、農道を針原まで走り、旧鏡村役場があった川口まで駆け下りてくると、もう、フラフラしよりました。しかも。
最終目的地である、高知市営の温泉施設RIO、休みではないか!
そうか。月曜日は、祭日であろうがなんであろうが、お休みでした。それは、運営上、なんとかして欲しいと痛感した、暑い暑い夏の一日。