大阪空港の産土神、亀之森住吉神社さんと、お稲荷さん〔3739〕2013/07/11
2013年7月11日(木)暑いでんがな
と、言う訳で、今朝は大阪。昨日の午後、飛行機でやって来ました。大阪や和歌山、三重の、生産者さんや漁師さん、加工業者さんなど、こだわりの食品をつくりゆうたくさんの皆さんと、ぐっすり交流してきました。いつもながらのメンバーですけんど、ホントに素晴らしい。良いものをつくったり獲ったりしている皆さんは、人間が、違います。人間が素晴らしいので、良いものをつくれるのでありましょう。暑い暑い大阪ですが、実に気分が良かったですね〜。
で、今朝は、一番の飛行機で高知へモンて来んといかんので、大阪空港のホテルに泊まっちょりました。早朝RUNは空港の近く。伊丹空港といいますけんど、あの空港は、兵庫県伊丹市と大阪府池田市、豊中市の、2つの県、3つの市にまたがっちゅうがはご承知の通り。正式名称は大阪国際空港ですけんど、関空ができてから、国際線の路線便はない、それでも国際空港であるがは、ご承知の通り。しかし、関空の100倍便利な立地は、捨て難い伊丹空港。
その大阪国際空港にも、産土神があります。亀之森住吉神社さん。空港から北へ少しいくと、小高い丘が森になっちょりまして、その森に守られて鎮座。早朝から、ご近所の方がお参りに訪れよりました。
住吉さんですき、ご祭神は当然、底筒男命さん、中筒男命さん、表筒男命さんと、神功皇后さん。社伝では、宝亀元年(770年)に始まるとされるなかなかの由緒。
昔、この住吉さんが鎮座する界隈は海で、そこに亀形の小島が現れ、土地が拓けてきた、という伝承もあります。この亀之森は、海に浮かぶ島やったがかも知れませんな。
亀之森住吉神社さんの境内には、いくつかの摂社、遥拝所があります。
古そうなのは、荒神社、恵比寿神社さん。天満宮はなかなか立派。そして、社殿がない、石づくりの丸い環っかが鎮座するのは、神武天皇御陵遥拝所と、桃山御陵遥拝所。丁度、その遥拝の方向から朝日が昇り、神々しい雰囲気が溢れちょりました。
そして、稲荷神社さんも、境内に鎮座。写真は、その稲荷神社の、赤鳥居が並ぶ参道。稲荷神社のお社の向こうに朝日。森の中のお宮さんに差し込んで来る朝日は、実に神々しく、この世のものとは思われん美しさ。
お稲荷さんには、赤鳥居を並べますが、ここにずらり並ぶ赤鳥居は、入り口の1つだけを除いて、全部、一昨年平成23年10月20日にご寄進されたもの。その年の3月2日に、ひまわり太郎、ここを訪れちょりますが、その時のお稲荷さんはどうなっちょったでしょうか。まったく記憶にございません。
ともかく。大阪の、住宅や高速道路などが密集する都市空間の中に、静かに鎮座まします住吉さんと、摂社。日本は、どんな街中にも、こういった鎮守の森を残してきました。都市の中の、自然の空間。そこには神が居ます。
さて。早朝RUNの後、飛行機で高知へモンてきました。溜っちゅう仕事を片付け、溜っちゅう打合せをしてから、また、汽車。
そう。このにっこりは、本州へ向かう汽車の中で書きゆうがです。Jr.1号が以前言いよった「私の父の職業は(移動)です。」というがが、ぴったりになってきた感がありますな。今週、文章を書いたりメールを打ったりのデスクワークは汽車の中。まあ、汽車の中は涼しいので、快適ではあります。