山のできごと〔3721〕2013/06/23
2013年6月23日(日)降ったりやんだり
今日は朝から降ったりやんだり。降っても、霧雨程度。気温もそんなに上がっちょりません。
で、山RUNにしてみました。午前中しか時間がなかったので、速攻で行って帰って来れる工石山。標高1176.4mですが、登山口は結構高いところにあり、県民自然の森とかなんとかに指定されちゅうので登山道は実に整備されちゅう山。ですきに、短い時間で走ってくるがには最適。心地良うございました。
まずは、登山口からてっぺんまで、休憩せずに一気に駆け上がります。う〜ん、苦し心地エイ!そんなに暑うないので、快適に駆け上がれました。まあ、こんなお天気ですき、景観には期待しちょりませんでしたが、タイミング良く、太平洋まで見れました。そして頂上界隈を上ったり下ったり。
実は。
こないだ、高知の戦争遺跡を研究しゆう方に色々とご教示頂いた中に、工石山頂上近くに、木製のトーチカ跡がある、というのがありました。それを見るがが本日の主たる目的やったがですが、う〜ん。一等三角点と北の頂上の間の低い地点のちょっと下。工石神社さんが鎮座ましまします。その界隈ということやったがですが、わからん。てな訳で、頂上付近を30分ほどたつくりまわってきました。結局、これぢゃ、というものは発見できず。今度、キチンと調べてから行ってきますです。
仕方ないので賽の河原へ駆け下りました。賽の河原、ロープがいっぱい張り巡らされて、河原に入れんようにしちゃあります。今、サンショウウオの産卵期ということで、河原への立ち入りを禁止しちゅう訳です。なるほど。大事なことですね。
サンショウウオと言えば、国道33号線、引地橋の食堂におったサンショウウオのサンちゃん、どうなったでしょうか。全然関係ないですが。
さて、その賽の河原から、妙体岩へ行ってみることにしました。賽の河原は、鏡川の源流のひとつとされちょりますが、その渓流のせせらぎを聞きながら、セルフタイマーで撮影したががこの写真。アブがおるので、頭に手ぬぐいをかぶっちょります。この後、カメラを手に持って走り始めました。それが、とんでもない事態を引き起こすとは、誰が想像できたでしょう(オオゲサ)。
さてさて。心地良いアップダウンを走りよりましたら、ちょっと、便意が。大きい方。ここで考えました。山には便所もある。しかし、以前、三嶺、さおりヶ原の公衆便所で、便所の中に閉じ込められ凍死しかかったことを思い出します。大自然の中、便所を使うのは危険であるし、邪道である。そう結論づけて、大自然の中で、開放感に浸りながら、ということにしたのであります。そう。自然の営みは自然の中に限ります。
で、リュックからティッシュを取り出したり、携帯電話をズボンに入れたり、という作業を歩きながらやりまして、適当な場所を選び、と、順調に進みました。
スッキリして、どんどんどんどん妙体岩の方へ走ります。結構なアップダウンが苦し心地良い。さあ、間もなく着くぞ、という頃合いに、森の中に不思議な石組みがあったので、それを撮影してみろうと思いました。
ん?
カメラがない。何故?どっかに落としてきたか?
と、いう訳で、またまた走ってきた道を引き返しました。可能性が高いと思いよった、いざりこんだ場所にもありません。で、どんどんどんどん引き返すと、賽の河原近く。落ちちょりました。道に。
手に持っちょったカメラを、ティッシュをリュックから出したりしゆう際に落としたがですな、こりゃ。有って良かったです。まっこと。
まあ、そんな訳で、行ったり来たりしたので、予定よりかなり多めに走れました。色んな意味で大自然を満喫し、スリルとサスペンスもあった山RUN。お昼には家に帰り、さあ、これから一仕事。