春の大阪、のったりまったり〔3607〕2013/03/01
2013年3月1日(金)薄曇りでんがな
今朝は大阪。昨夜、関西空港に近い日根野という駅の近くで、あるお客様に納入する色んな生産者の方々と、おいしいお酒を飲みよりました。和歌山、三重などの生産者さん。水産関係の方が多いですが、面白い酪農家のお嫁さんもいらっしゃいました。
高知でも、今、こだわりの生産者さんたちの活動が活発。これは、都市圏に近いところでも一緒で、それぞれ、一生懸命、より優れたもの、おいしいものの生産に取り組んでおられますねえ。ですきに、高知も負けちゃあおられません。そんな、引き締まった気持ちにさせてくれた、楽しい飲み会でございました。いや、まっこと面白かった。生産者の皆さんと飲むがは、ホントに楽しい。
で、かなりグッスリやりましたもんですき、今朝は、なんと、よう走りませんでした。時間がなく、早朝の電車に乗って大阪方面へ。ですきに、今朝は書く事がない。どうしましょ。と思いながら、まあ指の動くままにキーボードを打ち始めた春の朝。徒然なるままに、のったりまったり。
そう。春と言うたちかまんような、そんな暖かい朝。高知もヌクいがでしょうか。今日から3月ですき、もう、今日から春ということにします。
ここは春の朝の大阪駅。去年ですか、もうちょっと前ですか、新しい駅舎の工事が完成して、実に大きくキレイになりました。特徴的なのは、あの、とっと上の大屋根。ヨーロッパの駅とかの考え方は、大きなドームでホーム全体を被う方式。日本の駅は、ホームの上だけに屋根をつくるのが主流でした。
この新しい大阪駅は、全体に大屋根をかぶせ、非常にゆったりとした空間を醸し出しました。
で、このホームに立つ柱をご覧下さい。おう。以前の、プラットホームの屋根を支えちょった柱ではないか。取り壊さず、残しちょったがですね。感心感心。センスの無い者が考えると、大屋根をつくる際に、この風情のある柱も撤去しちょったでしょう。
嘘かホントか知りませんが、以前、大阪在住の友人と飲んだ際に、彼が言いよりました。この新しい駅が完成し、大屋根方式になって、良かった良かったと喜びよったら、問題が発生。大屋根があまりにも高い位置にあるので、雨が降って風が吹いたら、両脇から雨が吹き降ってくる、というのであります。せっかく、ホームの屋根を除けたのに。大屋根の下でも雨が降る。
そこまで想定しちょらんかった当局は、どうしたかと言うと、ご覧の様にしたという訳です。ガラスの屋根を、旧屋根の柱の上に取り付けました。
いや、この話が嘘かホントかは知りません。
もし、ホントとすれば、撤去せんかって良かったですねえ。古いものも、役に立たないと思われるようなものでも、役立つことがある、ということがわかりました。
と、納得しよって、それは違うことに、今、気付きました。
よく見ると、この鉄骨の構造物に、電光掲示板をぶら下げたり照明を取り付けたりしちゅう。ホンで、撤去せんかったがですね、こりゃ。別にセンスの問題ぢゃあなかったがか。
まあ、それはともかく、こうやって古いものが新しいものの中に混じって存在し、違和感なく役に立ちゆう風景は、好きです。
好きです、と言えば、昨日、大阪市内のとある量販店で、面白く、感心させられた店内アナウンスがありました。よくある、「本日、魚売り場では○○がお安くなっております」とかいうアナウンス。聞くとはなしに聴きよったら、「私が大好きな○○産の△△、本日入荷し、お安くなっております。」
ん?
そうか。売り場を見てみると、「私、○○が、とくにお薦めする△△」などという、その、売り場の担当の方の個人的感想がPOPになっちょったりしちゅう。で、店内アナウンスにも、「私が好き」を導入しちゅう訳ですな。これはエイ。
お伺いしてみると、お店のパートさんのアイディアで、自主的に始めたものやそうです。素晴らしい。
「私が好き」は、重要なことながかも知れません。
などとのったりまったりダラダラ書いてきよったら、いつの間にか結構な文字数。う〜ん、内容は無いが、量そこそこ。まさしく行き当たりばったりの文章ぜよ。
明日からもっと真面目にやります。