高知の風土です〔3421〕2012/08/27
2012年8月27日(月)晴れ
沖縄の北に台風が居りまして、その雲が、高知にかかるかかからんかのところを通過して行きよります。で、晴れちゅうと思いよったら突然降り出したり、という不安定なお天気。写真は、今朝、5時前の野市、上岡八幡宮。参道から東の空を見上げると、金星が輝き、その右にオリオン座、冬の大三角形。日の出も随分と遅うなってきました。5時前は、まだ、星がきらめきよります。
さて、昨日のにっこりひまわりは、ひどいですな。かなり酔っぱろうた状態で書いたので、文章も酔っぱろうちょります。ふらふらしちょりますね。何とか、日課として書かんといかんという義務感で、どうぞろこうぞり書いた文章。あらためて酔いが醒めてから読み返すと、ちくと辛いです。
何を書きたかったかっというと、高知は、昼間っから(場合によっては朝っぱらから)お酒を飲んでホゲルことに、あまり罪悪感を感じない風土である、ということ。で、もちろん自宅とか、野外とかで飲んだりするケースも多いですが、高知の街に飲みに出るならば「葉牡丹」。そして「ひろめ市場」。そこへ行けば、朝っぱらから、そして昼間っから、普通にお酒を飲みゆう老若男女に逢うことができます。この風景を見ると、すべての経済指標が全国最下位であるとか、どっかが調査した幸福度で全国で下から2番目やったとか、そんなこととはまったく関係無く、能天気に幸せに生活しゆう様子がよくわかります。貧乏そうにも不幸せそうにも見えない。これが高知という土地の風土、良く言えば文化ながでしょう。
高知の街ですと、葉牡丹、ひろめである訳ですが、それぞれの地域、集落に、必ずありますよね、地元のおんちゃんおばちゃんが明るいうちからお酒を飲んで過ごす溜まり場。それは居酒屋であることもありますが、普通の食堂、そしてお好み焼き屋さんやったりする場合もあります。
さてさて、昨日、声をかけられて同席した、ハードなロックバンドのメンバーは、県外へ遠征しても、演奏はともかく音の大きさと飲むことで負けたことはない!と自慢しよりました。仲間には猛者がおって、AKB48と呼ばれるとか。48時間くらい、居眠りしつつもとにかく飲みっぱなしのおきゃく(宴会)をするので、アルコールばっかし48時間。AKB48やそうです。
昨夜のそのおにいちゃん(33歳)も、毎晩ビールを6リットル(!)飲みゆうそうですが、今のところ健康診断では何も引っかからない、という強靭な身体、そしてアルコール耐性。
見よって気持ちいいくらい、がんがんとビールを飲みすすめるので、ついついツラレて小生もひたすら飲んでしもうた日曜日の午後。
ひろめ市場で飲みながら、隣に座った県外からの観光客さんに高知の良さを、熱のこもった、それでいて呂律が怪しい土佐弁でしゃべりかける、という、正しい、実に正しい高知県人のあるべき姿を実践してきた日曜日の午後。観光客さん、ごめんなさい。