昭和50年の台風と根性〔34〕2003/05/20
2003年5月20日(火)曇り
昨夜はよく降りました。飲みに出ちょりましたもんで、ぞうもみました。
今朝の鏡川は、夕べの雨で少し増水してました。大雨で増水といえば、この写真に写っている水道橋を思い出します。
昭和50年8月、台風5号による大雨で鏡川が増水します。この写真は現柳原橋から撮影したものですが、当時はこの少し上流に沈下橋が架かっており、この柳原橋はありませんでした。この沈下橋の少し下流の堤防の下から大きな木が1本生えておりました。川の水位はとんでもなく上がってましたので、この、堤防の木も半分水没した状態です。
この、増水した鏡川に、女性が流されます。濁流が流れてますので、普通ですと絶体絶命ですね。しかしこの女性、流されながらこの木に手を伸ばし、ひっつかんでしがみつきます。木につかまって待つこと4時間、この写真の水道橋から渡されたロープを伝って、レスキューに救助されました。根性ですよね。
ひまわり太郎、テレビのニュースで見て感動したことを、今でも覚えちょります。人間あきらめたらいけません。