南国市立香南中学校、香美市立香長小学校、南国市立香長中学校〔3393〕2012/07/30
2012年7月30日(月)晴れたり曇ったり
平成の大合併で、香南市、香美市が誕生しました。それにより、ちょっとだけ複雑な状況が生じちゅう公立中学校業界。
ここは南国市立田。ひまわり乳業の近く。土佐くろしお鉄道立田駅のしゅっと北。ひまわり乳業界隈に済む中学生は、ここの通うことになります。屋上のところに表示されちゅうように、南国市立香南中学校。南国市やのに香南中学校。香南市に香南中学校はありません。
何故、ここが香南なのかと申しますと、香美郡の南部やった歴史があるきですね。今は南国市に属しますが。南国市になっても香美郡の南部であった記憶は残され、そして香南中学校になった訳です。地元でも、香南という名称に違和感はなかったのであります、こないだまでは。
物部川の東岸、野市町、吉川村、赤岡町、香我美町が合併して香南市ができましたが、その4町村はすべて香美郡に属しちょりました。香美郡の南部。ですきに、香南市になったのにも違和感はありません。が、今度は写真の南国市立香南中学校に、なんとなく違和感が生じて来ることとなりました。
旧香美郡の北部、土佐山田町や香北町や物部村は、合併して香美市になりました。おっと、ここに香北という名称があります。香北と香南は対になっちょった訳ですな。で、この香美市には香長中央病院とか香長小学校とかがあります。この名称は、物部川流域から高知にかけてに広がる平野を「香長平野」と呼んだことに由来するがかも知れません。以前、香長平野といういいまわし、結構使いよりました。
この香長平野という呼び名は、香美郡と長岡郡を総称した呼び方。現在の大津、介良は長岡郡でしたし、南国市の広いエリアと大豊町、本山町が長岡郡でした。香長平野は、香美郡と長岡郡の平野。
ところで、大そねから南へ行くと、南国市立香長中学校があります。この中学校の校区は、旧香美郡と長岡郡にまたがっちゅうようです。ですき、香長中学校という名称にも違和感はありません。
が、香美市ができ、「香」という文字に目がいくと、何故、南国市に香長中学校があるのか、ということが気になって気になって。しかもですね、香長小学校は香美市立で、新改という、とっと離れた場所にあります。しかし、西へ1kmで旧長岡郡との境目ではあります。それで香長小学校ながかも知れません。
が、南国市立香長中学校と香美市立香長小学校は、直線距離でも7kmくらいはありそうで、なりたちは全然関係なさそうです。
朝っぱらから些細かつめんどくさい話で申し訳ございません。些細なことが気になるひまわり太郎でございました。南国市立香南中学校、香美市立香長小学校、南国市立香長中学校。