桜の季節〔335〕2004/03/16
2004年3月16日(火)ド快晴
昨日はぬくかったですねえ。今日も暖かい春の一日になりそうです。
ひまわり太郎、一昨日のマラソンの余韻で太ももの筋肉痛が取れてませんが、今日も一日張り切って参りましょう。
さてさて、今朝は、鏡川の下流域、九反田橋の南岸に美しく咲き誇る「緋寒桜(ひかんざくら)」でございます。前方の橋はお化粧直し中の水道橋、その向こうが雑喉場橋(ざこばばし)」ですね。この、かなり濃いピンク色をした桜は、もうかなり長い間この場所で咲いちょります。九反田橋をはさんで十数本が立ち並び、見事な色彩で道行く人を楽しませてくれちょります。
ご覧の通り、花はもう終盤戦。あとどれくらい頑張ってくれるのでしょうか。
この場所へ行く途中、にっこり[329]でご紹介した堀川沿いの桜の蕾みを見て来ましたが、もうパンパンに膨れ上がり、今にも花が飛び出して来そうな状態です。この桜はもちろんソメイヨシノ。その淡くて暖かいピンク色と、儚く散って行く花びらの美しさから、現代の日本人に最も愛されている桜ですね。江戸時代末期に、東京の染井というところで、オオシマザクラとエドヒカンを交配してつくられた新しい品種なんだそうです。
しかし、この緋寒桜から始まって、ソメイヨシノ、その後に牡丹桜や八重桜、しだれ桜などなど、色んな姿で楽しませてくれるのが桜ですよね。
昔、色々と詩に歌われた桜は、もちろんヤマザクラ。ソメイヨシノほどほんわかしてませんが、芯の通った美しさはまた格別ですね。